こんにちは。こんばんは。
原田千春です。
明日から始まりますね。新学期。
もう始まっているところも多そうです。
我が家も、つい先日、次女の担任が
「元気ですか~?」
と、わざわざ顔を見に来てくれました。
それ自体は、
とてもありがたいことなんですが、
ちょっと、本当にちょっと。
気が重くなった私がいたんです。
ピンポン玉ぐらいの重さ。
胸に落ちてきた。
あぁ。私、新学期が始まるの嫌なんだ。
なんでだろ?
何が嫌なんだろう?
たどり着いた答えは、
「不登校の現実を直視するから」
です。
先生とのやりとり、
こどもとのやりとり。
今学期は、体育会に音楽会。
イベントごとに、参加するのかしないのか。
不登校のことが自分の中で、
もう問題になってないと思ってたんですが、
現実的なやり取りがあることを思うと、
気が重くなる自分がいました。
さすが、新学期。
あとは、やっぱり
「行って欲しい~!」
っていう気持ちがまだ残ってるからですよね。
友達との時間や、やり取り。
しんどい勉強も、何もかも。
やっぱりさ、
家にいるだけでは経験できないこと。
少なからずあるはずで。
色んな思いを味わう経験をするための
そんな場所の1つとして、
時々でも学校に足を向けれたらいいな。
ちょうど去年の夏休み明けから、
我が家は二人とも完全なる不登校生活が始まりました。
それまでの一年は、行ったり行かなかったりの
五月雨登校ってやつでした。
その五月雨登校の間が、
私は一番キツかったなぁと、
今となっては遠い目で見れますが、
渦中にいる時はひどいものでした。
毎日、行くのかどうするのかのやりとり、
仕事を抜け出して送迎したり、
家からちゃんと出て行ってるか確認したり。
体力や時間を奪われる感じの、
実質的な?しんどさ。
行けよ~っていうプレッシャーはかけるし、
なんで行けないのか!?って問い詰めたり、
なだめたり、色んな交換条件だしたり。
どうしたらいいん!?っていう
精神的なしんどさ。
親子ともに、しんどかっただろうなぁと、
他人事のように感じてしまいます。
もう、あのしんどさは味わいたくないなぁ。
当時の私が、
学校に行ってほしかった本当の気持ち。
自分のために行ってほしい、
というところまでは
自分の中で、たどり着いていた気持ちだったのですが。
まだ、底には違う気持ちが隠れていたのです。
それが・・・
子どもが学校に行かないと
私が母に認められない
という、衝撃の思いでした。
まさか~!?と思いません?
いや、私が一番まさか!と思いましたから。
この気持ちが根底にあるから、
反応する自分がいる。
渦中にいるときは、
ま~ったく、微塵もそんな思いは出てこないんです。
自分で意識できる範疇ではないところで、
勝手に反応しているんです。
嘘みたいですよね。
だけどね、この気持ちが自分の中から出てきたときに、
「・・・・やっぱりな」
っていう感じも、ちょっとだけしたんです。
「えぇっ!?やっぱりな、って何!?
私、知ってたん!?」
って自分に感じる、この不思議・・・・
自分が自分の本当の気持ちに気付くって
すごいことでした。
人生揺るがしてくれます。