「この価値観を手放したい」
「この価値観を書き換えたい」
潜在意識や心理学を学んでいると、
そう思うこともありますよね。
でも、大事なのは、
価値観を手放すことや書き換えることに、
やっきになることではないんです。
価値観そのものに縛られないことでもなく、
価値観に縛られてもいいし、
縛られなくてもいい、
それは自由に自分で決められるんだ
という意識を持つことなんだと思います。
価値観って、自分の中にある憲法
みたいなものなんですね。
法律には「~にならないように」
という目的があるように、
価値観にも何かしらの目的があります。
価値観は、すべて過去の体験からつくられていて、それが嫌な体験だと、二度と同じことにならないように決まりをつくり、
また、ポジティブな体験だったとしても、次も失敗をしないようにと決まりをつくります。
要するに、
価値観には必ず恐れがあるのです。
だからといって、価値観が悪いものだというわけでもないんですね。
わたしたちは、過去がないと生きていけないし、未来の判断が出来ないので先にも進めません。
明日の予定も決められなければ、
ご飯も食べられないのです。
だからね、過去の記憶は必要で、
価値観に縛られることも必要なのです。
ただ、
自分がどんな価値観を選択しているのかに、
気付くことは大切です。
私たちは常に何かを選択していますが、
そこにどんな価値観があるのかを、
その都度 考えることはありませんよね。
もちろん、
いつも考える必要はないけれど、
ザワザワしたり、イライラしたり、
負の感情を感じたときは、
一たん立ち止まってみてほしいのです。
例えば、価値観を服やアクセサリーだと
思ってください。
クローゼットの中から、
私たちは毎日 服を選ぶことができます。
いつも同じパターンを繰り返すということは、選べるはずなのに、いつも同じ服を無意識に選んでいるのと同じことです。
着続けているのは、昔「カワイイよ」って
褒められたからかもしれないし、
何時もと違う服を着って行ったら、
「似合わない」と言われ、
結局同じ服を着続けてしまっている
のかもしれません。
価値観を見つけることは、
比較的かんたです。
でも、その後、
手放した方がいいのはわかった
なのに、どうしても捨てられない、
捨てたくない
そうなったとき
「どうしたらいいの?」で、
止まってしまった経験はありませんか?
それは、
「自分を守ってきた大切な服」
なんですよね。
どうしても手放せない価値観が
あったっていいし、
無理に手放そうとしなくたっていいんです。
ただ、
無意識に選択させられていのと、
自ら選択しているのは違います。
だいたい問題が現実に発生するとき、
価値観に縛られ、それを
「捨てられない!守らなければいけない!」
そう思っている時だったりするのです。
それは、気付きたくない何かがあって、
気付かないフリをしてしまっている状態
でもあります。
RYC®メソッドでは、
嫌なものを発見するためではなく、
その奥にある良いものに気付くために
潜在意識の仕組みを伝え、
色々な法則を活用しています。
そうすることで、
価値観の奥にある大切なものや、
本来の自分に気付きやすくなるからです。
その結果として、
問題は問題ではなくなったり、
嫌な出来事が必要な出来事に
変わることがあるのです。
まずは気付いて
認めて、認めて、まるごと受け入れる
ニュートラルニなったとき、
わたしたちは自由に価値観を
選択することが出来るようになります。
選択肢が増えるということは、
可能性も拡がりますよね。
手放すのではなく、
自由に選択する力を鍛えよう!
好きな服をまとうように、
好きな価値観に縛られよう!!
苦しくなるのは「こうでなければ」と
縛られているからです。
「今、ここ」自分の状態に合わせて
服を着替えるように、
価値観も自分で選択できる楽しさを、
一緒に学びませんか?
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RYC®メソッド初級講座
次回は4月23日(日)です。
時間 13:00~16:30
場所 都内(赤坂周辺)
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