八丈島は周囲50㎞ほど。
バスもレンタサイクルもありますが
隅々まで効率よく移動するには、
レンタカーが便利です。
島の車は品川ナンバーなんですよ。
八丈富士に登ったあとに行ったのは…
【八丈富士牧野 ふれあい牧場】
景色がとってもきれいでした。
肉眼では
山頂のお鉢を歩いている人も見えました。
【南原千畳敷】
【南原千畳敷】
流れ出した溶岩が海岸まで達し、
広い台地になっています。
溶岩が流れた様子が生々しく残っていて
興味深かったです。
岩と海と八丈小島が絶景でした。
八丈島に流された宇喜多秀家と
妻の豪姫の像があります。
像は秀家の領地であった
岡山の方を向いているのだそう。
秀家は結局、岡山へ帰ることは許されず
84歳で亡なりました。
岡山に残された豪姫は、前田家を通じて
夫や子どもがいる八丈島に
食料や医薬品を送り続けたといいます。
前田家の支援は江戸時代が終わり、
赦免されるまで続いたとか。
すごいことですね。
プールのようになっていました。
愛用のカメラTG4を水の中に入れてみると…
それでも水しぶきがかかり、
涼しかったです。
江戸時代、流人の石工さんがつくったという
為朝神社石宮がありました。
大島に流された源為朝ですが
八丈島にも為朝にまつわる
言い伝えがあるようです。
【黄八丈めゆ工房】
滝散策の次は
八丈島の特産品である黄八丈を生産している
工房に行きました。
ガイドツアーで行ったヘゴの森は
この工房の土地なんですよ。
織機の音が響いています。
コブナグサという草で染めた黄色、
タブノキの樹皮で染めたカバ色(茶色)、
スダジイの樹皮と泥で染めた黒色の
三色の糸で織った絹織物です。
染めも織も手作業で
とても手間がかかるので高価なんですよね。
いつか黄八丈の着物を着てみたいけど
私には縁がないかな…。
【八丈植物園】
島の植物がたくさん植えられているのですが
この施設の目玉のひとつが…
キョン 60mという標識に
笑ってしまいました。
標識をたどっていくと
キョンが飼育されていました。
中型犬ぐらいの大きさで
イメージしていたよりずっと小さかったです。
見慣れているニホンジカの姿より
足が短いです。
シカの原始的な姿なんですって。
キョンが生息しているのは
台湾と中国南部。
八丈島では野生ではなく
植物園内で飼育されています。
柵まで近寄ってきます。
かわいかった〜。
なかでもおもしろかったのが
自分で発光しているのですよね。
自然の中で見つけたら
もっと感動するだろうなぁ。
ミスジアオイロウミウシ。
センターの方の話では
ダイバーに人気だそうです。
お父さん魚や
これはゴカイの仲間なんですって〜!
海は怖くてあまり近づかなかったけれど…
ダイビングをしたら
また違う世界が見られそうですね。
こんな感じで大満喫した島の旅でした。
観光をしながら
くさやとか、アシタバとか、麦雑炊とか
特産物や島料理を楽しみましたが
長くなるので
また機会があったらお話ししたいと思います。