「アニメ×食」メニュープロデュース
コラボカフェ専門フードコーディネーターの郡司ちほです
🌸食材のOEMが可能な業者様
🌸キッチンスタジオのシェアパートナー
🌸コラボカフェ運営希望の店舗様
🌸フードコーディネーターアシスタント
前回のコラムでも書きましたが、
昨年9月頃から都内にはコラボ系飲食店が月１ペースで増加中！
今までコラボをやっていなかった飲食店も
期間限定でコラボをしたりすることもあり、
コラボカフェを初めて利用する方もいるかと思います。
今回は「こんなお客様は嫌がられる！コラボカフェでの迷惑行為７選」をご紹介。
①無断キャンセル
これは普通の飲食店でも大変迷惑です。
お店側の売上損失にもなりますし、
抽選制のコラボカフェの場合、
落選して利用したくても利用できなかった他の人に失礼ですよね。
どうしても行けなくなってしまった場合は早めにキャンセルをしましょう。
ただし予約金を支払う場合は返金ができないため、キャンセル不可のところもあります。
●キャンセルできる
アニメイトカフェ、カプコンカフェ、スイーツパラダイス、Chugai Grace Cafe、SMILE BASE CAFE など
●キャンセルできない
BOXCAFE（購入後24時間以内ならできる）、THE GUEST cafe&diner、
TOWER RECORDS CAFE（※リセールはできる）、ufotable Cafe、
コラボカフェ本舗Blanc（秋葉原はやむをえない場合はできる） など
※コラボタイトルによっては違うこともあります。
キャンセル不可だと予定が立つまで予約ができないため
気軽に予約を変更できる方が利用者としては嬉しいですが、
予約金がないと無断キャンセルが増えるという問題点もあり難しいところ
②動画撮影
コラボカフェの店内は基本的に動画撮影はできません。
特に店内モニターに流れている動画は撮影禁止のことが多いです。
音楽、声、動画などを勝手に録音・録画して
SNSにあげたりすると違法アップロードとみなされる可能性があります。
なお、コラボカフェの店内には、タペストリーやポスターの装飾、
グッズや衣装などの展示があることが多いですが、
写真撮影も不可のことがあるので注意事項を確認してください。
撮影ＯＫの場合でも、周りのお客様やスタッフの映り込みには配慮しましょう！
たまにライブ配信しながら利用されている方もいますが、私は迷惑行為だと思っています。
お店のルールにもよりますので、動画撮影禁止の場合やスタッフさんに注意されたらやめてほしいです
③ぬいやグッズの持ち込んでテーブルに並べる
推しキャラクターのぬいぐるみ（通称ぬい）やアクスタを持参して、
コラボメニューと一緒に撮影をしたい！！という方は多いです。
コラボカフェに大きな痛バッグを持ってくる方もいます。
持参して撮影すること自体に問題は無いのですが、
テーブルの上に所せましと持参したぬいやグッズを並べのは良くありません。
テーブルは料理を並べて飲食するところです。
グッズが置かれていると料理が提供しにくいですし、
サービスの時にグラスが倒れてグッズに飲み物がかかってしまう、なんて可能性もあります。
実際、テーブルに置かれたお客様のレアグッズを
スタッフさんが誤って汚してしまい、弁償に苦労したという話を聞いたことがあります。
料理が提供される時にはテーブルは片付けておき、
グッズは撮影したらカバンにしまうようにしましょう。
④大量の食べ残し
ドリンクを何十杯と頼み、
一口も飲まずにノベルティだけもらって退店するなど
コラボカフェの大量の食べ残しは度々問題に挙げられます。
ノベルティがランダムの場合、
推しを手に入れるためにたくさんオーダーしないといけない・・・
という利用者側の葛藤もわかります。
しかしだからといって、
最初から絶対に食べられない量を頼むのは違いますよね。
最近ではオーダー数の制限
（１度のオーダーは３杯までで飲み切ったら追加OKなど）といったルールを設ける店舗も増えてきました。
また、ドリンクチケット（引換券）を導入したり、
アニメイトカフェのようにグッズの購入金額も含め、
スタンプがたまったらメニュー特典を全種セットがもらえるという店舗もありますので、
こういったサービスをうまく利用して、コラボカフェを楽しんでもらえたら嬉しいです。
⑤食べ過ぎ
「推しのメニューは全部食べたい！！」
という気持ちはわかります。
コラボカフェの中には、
ファーストオーダーのみで追加できない場合もあるため、
つい多めに頼んでしまう方が多くいらっしゃいます。
せっかく楽しいはずのコラボカフェが、
料理をただ胃に詰め込む”苦行”になってしまうことがあるんですね・・・
そして、トイレならまだしも店内でリバースされてしまう
お客様もいらっしゃるんです（←事実です）
ちなみにノベルティ欲しさに大量にメニューをオーダーすることは
”ドリンクファイト””フードファイト”と呼ばれます。
なお、食べ残したものを持ち帰ろうと
お弁当箱やジップロックを持参される方もいらっしゃいますが、
衛生的な観点から持ち帰りは通常できません。
（食べ残ししないようにという考えはありがたいのですが）
⑥金銭が発生する譲渡
テーブルの端に、ランダムのノベルティやグッズを並べておくのは
コラボカフェではよく見る光景。
これは「どなたかトレードしてください」という意思表示で、
この交換のやり取りを楽しむのもコラボカフェの醍醐味の１つでした。
しかしコロナ対策として、店内を歩き回ったり、
飲食店での会話を極力避けるために「店内トレード禁止」という店舗も増えてしまい、
最近ではX（旧Twitter）で交換するのが主流になっています。
Xで交換を希望する場合、「求：定価」として
現金との交換をされる方もいらっしゃいますが、
店内での金銭が発生する譲渡（現金との交換）は禁止されています。
もし現金との交換をする場合は、店外でやるようにしましょう。
⑦コスプレでの入店
コラボカフェは規約で
コスプレでの入店を不可としているところが多いです。
コラボカフェに行くなら服装も楽しみたい気持ちはわかりますが、
コラボカフェはあくまでも飲食を楽しむ場所です。
推し色の服を着る、
モチーフのアクセサリーをつける、
公式で販売されているイメージバッグや靴を身につける、
これらはOKかと思います。
ちなみに以前はコスプレをした店員さんがサービスしてくれるコラボカフェもありましたが、
最近ではまったく見なくなりました。
ウィッグや装飾の多い服では、
サービスの邪魔になったり、異物混入の原因になったりしますし、
飲食店では難しいでしょう
ただ、近くでコスプレイベントがある場合など、
コスプレ入店可能な日をもうけていることもあります！
どうしてもコスプレでコラボカフェを楽しみたい！！！という方は、
そういう日を狙うといいと思います。
コラボカフェは飲食店です。
お客様みんなが快適に食事を楽しめるよう、
コラボカフェならではのルールがあることもあります。
不安なこと、わからないことは事前にお店に確認して大丈夫です
ルールを守ってコラボカフェを楽しみましょう！
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コラボカフェ専門フードコーディネーター 郡司ちほ
コラボカフェのメニュー開発歴7年、
トータル2000を超えるコラボメニューを考案。
年間約80店舗、200以上のコラボメニューを食べ歩く。
コラボカフェのアドバイザーやメニュー開発代行、コラム執筆など
「コラボカフェは日本の食文化！」をモットーに活動中。
お仕事のご依頼についてはホームページをご確認ください
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