「アニメ×食」メニュープロデュース

コラボカフェ専門フードコーディネーターの郡司ちほです食パン

 

 

新年度になり、Blogを再開したタイミングで

自己紹介をさせていただこうと思います。

Blogでは、お仕事の実績やコラボカフェのご紹介をメインにしており、

私個人のことについてあまり触れていませんでしたので、改めて・・・照れ

 

 

  生い立ち

1985年福島県いわき市生まれ。

親が転勤族だったため、福島、栃木、宮城、山形、茨城と色々な場所へ。

中学校と高校の6年間は山形で過ごしました。

 

幼稚園の卒園文集に「将来の夢は料理の先生になること」と書いていた

筋金入りの料理好き&食いしん坊です。

 

当時はインターネットがまだ普及していませんでしたので、

親が持っていたレシピ本や図書館で借りたグルメ本などを愛読していました。

 

ただ勉強が得意だったこともあり、料理そのものではなく、

料理化学や栄養の研究に興味を持ちはじめ、明治大学農学部へ進学して

栄養、食品化学、微生物など幅広く勉強をしました。

 

 

  漫画やアニメにはまった子ども時代

人生で一番最初にはまったのは「ふしぎ遊戯」という少女漫画。

 

 

 

この中で「朱雀召喚の呪文」というの結構長い呪文があるのですが、

それを何度も繰り返して覚え、30年近く経った今でも暗記しています(笑)

 

その後、たまたま雑誌で特集されていた記事を読み、

るろうに剣心」にドはまりラブ

私のオタクへの道を拓いたのは間違いなく「るろ剣」です。

 

 

 

 

中学進学のお祝いに、

プレイステーションと「るろ剣」のゲームを買ってもらったのは良い思い出。

 

 

そのおかげで週刊少年ジャンプを毎週買うようになり、

「ONE PIECE」「NARUTO」「BLEACH」「テニスの王子様」などの

連載を読み始め、漫画への興味が深くなっていきます。

 

ただ当時は「オタク」にはネガティブな印象が強く、

進学してすぐの自己紹介で「るろ剣が好き」と言ったところ、

学校で浮いてしまい、軽いいじめにもあいました。

 

そのため、アニメや漫画に関わる仕事に就こうとは

この時点ではまっっったく考えていませんでしたキョロキョロ


 

 

  「食」の仕事へ

大学2年の時、卒業後の就職先を考えているときに

「フードコーディネーター」という仕事を知り、

大学に通いながら、フードコーディネーター養成所にダブルスクールで入学。

 

そこでレシピ開発や盛り付け、メニュー撮影の基礎を身につけ、

新しい”食”を創る仕事に就きたい!と思うようになりました。

 

就職活動では、飲食会社の企画やメニュー開発を中心に応募しましたが、

「まずは現場から」というところばかりで、希望の職種では不採用ばかり。

(今ではその理由もちゃんとわかるのですが当時は開発したい!!しか頭になく・・・)

 

中には採用面接で

「フードコーディネーターの資格を取得しています!」と自己PRすると

「君は資格をお金で買ったんだね」と言われたこともあります驚き

 

 

結局メニュー開発での採用はかなわず、

「メニュー開発寄りの部署」ということで老舗食品会社に入社を決めました。

そこでメニュー開発の補佐、食材の仕入・購買の知識、原価計算などの仕事を覚え、

入社して3年目で社内の料理コンテストで優勝を果たします。

 

 

しかし、その会社ではメニュー開発に携わることは難しく、

転職して念願のメニュー開発の部署へ。

 

当時はInstagramなどはまだなく、blog全盛期。

SHIORIさん、かな姉さん、ヤミーさんなど

名だたるフードコーディネーターさん、料理研究家さんが

blogからレシピ本を出版していました。

 

 

私も料理研究家として活躍したい!と思うようになり、

blogでオリジナルレシピを公開したり、

食の資格を取得したり、レシピコンテストに応募したり、と

会社員としてではなく、個人での活動を始めます。

 

30以上のレシピコンテストで受賞し、

雑誌やリーフレットなどに掲載もされました。

 

知人の紹介で、大手調味料メーカーのHP用レシピを

40点以上開発させてもらったり、

新宿伊勢丹本店のデパ地下でフードコーディネーターとして働いたり、

自分で料理教室を主宰したり、

子供向けの食育教室をしたり・・・と様々なことに挑戦。

 

 

しかし、幼い頃からの夢だった「食」の世界で

経験と実績を積み、満足している一方で、

なんとなく自分の”活動の軸”みたいなものがなく、

このままでいいのかな・・・?と思うようになりましたショック

 

 

  「アニメ×食」の出会い

2015年、「進撃の巨人」の4DXの映画

人生を変えるきっかけになりました。

 

4DXは五感で楽しめる次元を超えた映画を体験できると話題で、

私もとても楽しみにして鑑賞しました。

 

立体機動に合わせて動く座席、

小雨や巨人の血しぶき、煙、光、などなど

まるで本当に進撃の巨人の世界に入り込んだような気分になり、

とても興奮したのを覚えています。

 

 

しかし、鑑賞後、こう思ってしまったのです。

 

 

・・・味覚で楽しんでないよね???ガーン

 

 

 

”五感で楽しむ”という謳い文句なのに、

味覚では楽しんでいないということに

疑問と不満を感じてしまったのです。

 

 

漫画やアニメを”味覚”で楽しむ方法はないのか??

と調べていきついたのがコラボカフェでした。

 

漫画やアニメで出てきた料理の再現、

キャラクターの好物、キャラカラーのドリンクを

特別な装飾をされたカフェで楽しむ・・・

 

 

4DXのような映画の臨場感は無くても、

コラボカフェの方がまさしく”五感”で

漫画やアニメの世界を楽しめると思ったのです。

 

タイミングよく、

某大手アニメグッズ会社でメニュー開発の求人があり、

私は迷わず再就職を決めました。

 

 

  コラボカフェのメニュー開発の仕事

 

私がコラボカフェの運営会社に入社したのは2015年。

 

当時のコラボカフェは

まずい・ひどい・高い」という

マイナスイメージのオンパレード。

 

 

「コラボカフェには調味料やふりかけを持っていけ」とか

「ドリンクはただの色水」とか

「コラボカフェは推しへの愛を試す修行」とか

「カフェというより高校生の文化祭」とか

Twitter(現X)にはそんな感想ばかり絶望

 

そんな状態からコラボメニューの開発を任されて、

試行錯誤をしながら、少しずつ改善していきました。

 

Twitterで

「久しぶりに行ったら料理が美味しくなっててビックリした」

「料理が美味しかったからもう一回行きたい」

そんな声を見かける度、嬉しくなりましたおねがい

 

実際お客様アンケートでも、料理の味について

「とても満足」「満足」は上昇、

「とても不満」はほぼゼロにまでなっています。

 

 

  これからやりたいこと

 

2022年、私は会社を退職し、

9月に個人事業主として起業しました。

 

コラボカフェのマイナスイメージは

だいぶ払拭されてきたとはいっても、

まだまだ改善する余地はたくさんあると感じています。

 

コロナ禍で、たくさんのコラボカフェが閉店してしまいましたが、

2023年夏ごろからコラボカフェはまた急増し

日本のアニメ文化を楽しみに訪日する外国人も増えています。

 

日本のアニメを食べて楽しむ

 

これは、日本が誇る

新しい食文化のひとつだと

私は思います。

 

7年間で開発したコラボメニュー数は2000以上。

試行錯誤しながら培った経験やノウハウをもとに、

日本の新しい食文化を支え、広めていきたい

そんな思いで「食×アニメ」のプロデュース活動を始めました。

 

コラボカフェのメニュー開発代行をメインに、

キャラクターカフェのプロデュース、

推し活メニューの提案、取材対応などを行っております。

 


公開可能な実績はこちら

 

 

 

今後は、和菓子や日本茶など日本古来の食文化と

アニメや漫画などを組み合わせたコラボにも挑戦していく予定ですウインク

 

 

また、今はほぼ1人で活動をしていますが、

将来的には同じような仲間を増やしていきたいですし、

 

アニメに関わらず「食」の世界で起業を目指す

フードコーディネーターさん、料理家さんの育成や起業サポートも

行っていきたいと思っています。

 

 

ぜひぜひ、ご興味のある企業様(もちろん個人の方も)

お気軽にお問合せいただけますと嬉しいです音譜

 

 

 

お問い合わせはHPへ