失敗を恐れるな | 心と体をラクにするピアノ奏法

心と体をラクにするピアノ奏法

ピアニストでピアノ講師の荒井千裕が
ピアノの奏法、呼吸法、身体の使い方をお届けします。

この言葉がずっと、どこかで引っかかっています。

引っかかっている、というより、気になっています。


ちょっと立ち止まって考え込んでしまったり、

ボーッとしてしまうと、


「失敗を恐れるな」


という言葉が脳裏をかすめます。



荒井千裕*音の綴り-mist


やらなきゃいけない事はいっぱいある。


それらは、やりたい事もあれば、

やらなければいけない事もある。


中には、できればやりたくない事もある。


気がのらない事もある。



全てが やりたい事、楽しい事なら、きっと止まらないだろう。



立ち止まってしまう時は、


頭の中は、上の画像のような、もやもやとした

霧が出ている状態。


前へ進む事で、その霧は晴れるのか?


立ち止まって霧が晴れるのを待った方がいいのでは?


と思ったりする。



でも、止まっていて、そのままで時間が解決してくれた事なんて、

今まで、なかった。


もしかしたら、前へ進む事で失敗する事もあるだろう。


イヤな想いをする事もあるだろう。


悔しい想いをすうう事もあるだろう。


だけれど、止まっていても、どうにもならないんだ、


という事は私にはわかっていたハズでした。



だから、今更何を怖がる事があろうか?



止まっている事で後に後悔するかもしれないなら、

その方が、何かを失敗したり、得られないという事よりも、


もっと怖い事だ。