理科を好きにさせちゃうダンゴムシ先生、

 

 

佐藤ちひろです。

 

 

自己紹介はこちら。

 

 

 



カブトムシネタをまだ引っ張る。




毎年、カブトムシの幼虫掘りのときに気になっていることがあるのです。





それは、


1カ所から採れるカブトムシの性別が偏ってる気がする


ということ。








今年は、いつもの場所から出てくるのはメス7割くらいでした。



↑いつものカブトムシスポット。


赤レンガの小屋の前に積んである、茶色いおがくず堆肥の中に大量発生します。



例年、オスが多めなんですけどね。


今年はメスが多めでした。








その後、たまたま見つけた切り株の根本からは、


オス9割。


朽木を思う存分破壊するのって楽しいですよね。( ;´Д`)ハアハア






人間とか、哺乳類は受精の段階で性別が決まりますが、


ワニやカメなど、一部の爬虫類は卵の時の温度によって性別が変わるのだとか。


(卵から孵化した時点では性別は決定している〕





ということは、

カブトムシも卵の時の温度によって、オスメス産み分けができるかも!?




…と思って検索してみたんですけどね。


明確に書かれているものは見つからなかったです。


「性別コントロールできるならブリーダーはみんなオスばっかにするよ!」


というコメントは見つけたけど。







あと、前蛹期(サナギになるちょっと前)に特定の遺伝子の発現を抑えるとメスでも角が生える、


っていう研究も見つけた。




(ちなみに、生殖能力も無くなるっぽい)



でもこれ、実験する時点でオスメスはわかってるんですよね。







そもそも、カブトムシのオスメスを決める条件があるのか。



あるとしたら、温度なのか、栄養分なのか。


(栄養たっぷりそうな場所から出てくるのはオスが多い気がする)






栄養分だとしたら、カブトムシは孵化した時点ではまだ性別は決まってないことになるんだけど、


そこんところどうなんだろう。






うーむ、知るほどに謎は深まりますな。




 

 

フォローしてね

 

公式ラインはこちら

 

Facebookはこちら

 

Instagramはこちら