「中島みゆき『ひまわり“SUNWARD"』に思うこと~中島みゆき作品解説【2024-10】~」S11913

 

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◇更新履歴
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1.0:2024.02.14 初稿 

 

■「ひまわり“SUNWARD"」編曲者:瀬尾一三

演奏時間 5:23

・1994年10月21日発売の作目のオリジナルアルバム『LOVE OR NOTHING』の4曲目(全11曲)に収録

 

 
 
・2020年12月2日リリース ベストアルバム『ここにいるよ』Disc-1 エール盤 6曲目

 

 
 
 
 
 
 
 
 

◆ミュージシャン

01.Drums & Marching Drums:青山純 

02. E.Bass:後藤次利 

03. E.Guitar & Pedal Steel 

04. Guitar:今剛 

05. A.Piano、Hammond Organ B-3 & Keyboards:倉田信雄 

06. Programming:浦田恵司 

07. Tin Whistle:Jon Clarke 

08. T.Sax:古村敏比古 

09. Background Vocals:杉並児童合唱団、Julia Waters、MonaLisa Young、Oren Waters、Josef Powel

 

◆演奏実績

・中島みゆきCONCERT '95「LOVE OR NOTHING」

 

◆2024.2.14 夢野旅人

2022年春。
松山千春のコンサートツアーでロシアによるウクライナへの軍事侵攻にふれた。
ひまわりがウクライナの国花であることから、平和を祈り自身の「ひまわり」を歌った。

 

 

 
太陽を追いかける、太陽に向かって咲き誇るひまわり。どんなときでも萎れない生命力を感じる。
 
人類の歴史は戦争の歴史であることを否めない。
旧約聖書の時代から現代まで、世界で戦争が止まなかった日はない。
 
誰もが平和を望みながら罪あやまちは絶えない。 
戦争の凄惨さに胸を痛めながら、自分たちの非力に嘆いている。
 
父親が産婦人科の開業医だった中島みゆき。
いくつもの生命の誕生を身近に見てきたであろう。
そして23歳で早すぎる父親との別れ。

 

 

きっと早くから生と死にたいして見つめ、生きることに向き合ってきたように思えてならない。
 
中島みゆきの本質はそこにあると思うし、一瞬で何もかも奪う戦争や、民族間による紛争、虐殺、人種差別を繰り返す世界を、聴き手以上に嘆いている。
 
♪たとえ どんな名前で呼ばれるときも 
花は香り続けるだろう 
たとえ どんな名前の人の庭でも 
花は香り続けるだろう♪
 
抽象的な歌詞ではあるが、中島みゆきの祈り、想いは十分に伝わるメッセージソングでありラブソングなんだと思います。
 

◆歌詞

あの遠くはりめぐらせた 妙な棚のそこかしこから 

今日も銃声は鳴り響く 

夜明け前から 目を覚まされた鳥たちが 

燃え立つように舞い上がる 

その音に驚かされて 赤ん坊が泣く 

 

たとえ どんな名前で呼ばれるときも 

花は香り続けるだろう 

たとえ どんな名前の人の庭でも 

花は香り続けるだろう 

 

私の中の父の血と 私の中の母の血と 

どちらか選ばせるように 棚は伸びてゆく 

 

たとえ どんな名前で呼ばれるときも 

花は香り続けるだろう 

たとえ どんな名前の人の庭でも 

花は香り続けるだろう 

 

あのひまわりに訊きにゆけ 

あのひまわりに訊きにゆけ 

どこにでも降り注ぎうるものはないかと 

だれにでも降り注ぐ愛はないかと 

 

たとえ どんな名前で呼ばれるときも 

花は香り続けるだろう 

たとえ どんな名前の人の庭でも 

花は香り続けるだろう 

たとえ どんな名前で呼ばれるときも  

花は香り続けるだろう たとえ  

どんな名前の人の庭でも 花は香り続けるだろう

 

 

◆最新コンサート

・一般発売 

・2024.1.19 東京国際フォーラム コンサートリポート

・2024.1.19 中島みゆきコンサート『歌会VOL.1』 東京国際フォーラム セトリ

 

 

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