「松山千春 『愛は・・・』に思うこと~松山千春 全作品解説151~」S2729

 

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◇更新履歴

V1.0:2014.11.24 初稿

V1.1:2019.12.17 最新エディタにて作成、旧ブログと差し替えおよび所有アルバム画像、歌詞、そして新規文章(2019年秋のツアーネタばれあり)を追記

V1.2:2020.03.15 松山千春コレクション『思い出』収録情報、箇所掲載

V1.3:2021.3.29 記事の追記、是正 

V1.5:2023.5.22 記事の追記など

V1.6:2024.02.27 直近の演奏実績を追加

 

■ 「愛は・・・」編曲者:奥慶一

1988年11月28日発売のアルバム『Message』の1曲目(全10曲)

 

◇松山千春選曲ベストアルバム『季節の旅人~春・夏・秋・冬~』 DISC1(春)の4曲目

 

◇松山千春選曲ベストアルバム『松山千春の世界』 DISC2の10曲目

 

◇松山千春選曲コレクションアルバム「松山千春コレクション『思い出』」DISK2の14曲目


※ 直近の演奏実績

・松山千春コンサート・ツアー2024秋


◆レコーディングミュージシャン(後日、追記)
01. ギター(AG):
02. ドラム:--
03. ギター(EG):--
04. ベース:--
05. キーボード:--
06. パーカッション:--
07. マンドリン:--
08. コーラス:--

 

◆所有収録アナログ・アルバム

◆所有収録ミュージックテープ・アルバム

◆所有収録CD・アルバム

 

2023.5.22 夢野旅人

自身の糖尿病の悪化に触れた東京公演後の、

2023年5月21日放送の「松山千春ON THE RADIO」。番組の最後に「愛は・・・」がかかりました。

 

持病の現状について、放送では語ることはないと思っていましのでね、千春がどの曲を選曲して流すかを注目していましたが、「愛・・・」。

 

もともと、恋愛だけではなく、額面以外の違ったメッセージも込められているのでしょうけど、

 

♪いくつもの夢が 輝いてた 

信じられるのは ときめきだけ  

 

生きて 生きて

再び

逢える貴方に♪

 

昨夜は、今までとは違う意味、響きに聴こえました。

 

◆2021.3.29 夢野旅人

2021年3月28日放送の「松山千春ON THE RADIO」で、「愛は・・・」が、1987年秋のツアー『春夏秋冬』以来、約34年ぶりに弾き語りで歌われました。

下記にある2014年11月24日に書いたレビューでふれましたが、34年ぶりの弾き語りを聴いて、やはりこの曲はアッバーなバンドアレンジよりも、弾き語りでのテンポ、スローなラブバラードな歌声のほうがしっくりとくると改めて感じました。

 

◆2019.12.17 夢野旅人

2019年12月15日放送 「松山千春のON THE RADIO」でのコメント

 

福岡のリスナーメール。

千春ファンの間で「愛は・・・」が大好きな女性がたくさんいて、シングル化を望む声が多い。

という内容を読み上げてのご機嫌で言ったコメント。

 

(--大好きな女性がたくさんいる--)

えっ! そうなのかよ、お前。

 

えー、じゃお前、「愛は・・・」、もっと堂々とやっていいんだな。

 

ね、俺はね、お前たち、さして知らない曲だろうけど、これピアノがな、ソロで頑張るところがあるからな、うーん、これ、中道って言うだけどね、「中道、頑張れよ」という感じでね。

俺も好きなんだよ。

(--シングル化を望んでいるファンがたくさんいる--)

そうかよ、「愛は・・・」な。えいクソ。

この後ね、名古屋だからね、堂々とやらしてもらうぞ。

 

◆2014.11.24 夢野旅人

~もしかしたら、この曲を初めて耳にする人もいるかもしれない。 で、「おっ、松山はこういう曲も作れるのか」と思われるかもしれない。 そういう意味でも、俺の音楽的な幅の広さを改めて強調できる作品~

~今の俺が「愛は・・・」と問いかけられたら迷うことなく「生命力」と答える。なぜなら、人はなんのために生きているかといえば、それは命を燃焼できる愛ゆえに生きているからである。~

月刊松山SAGA3(2001.3)で、「愛は・・・」について、そう語っている。

 

~松山はこういう曲も作れるのかと思われるかもしれない~

軽快なイントロとピアノのフレーズが印象的かつ、アップテンポのノリのいいナンバー。

ゆえに、松山千春の代表曲程度しか知らぬ人にとっては、新鮮味を覚えるのではないか。

そうした意の発言だと思いますが・・・。

 

ライブでの初演は1987年秋。

アルバム『Message』に収録される一年前に弾き語りで歌われていた。

レコードのようなアップテンボではなく、スローなナンバーだった。

千春の、独特の間のある弾き語りと相まって、「これぞ松山千春のラブソングの王道」と思える深みある味わいでした。

 

だから、レコードできいたとき。

ヴォーカルの艶はあるものの、「あれ、違う、別物じゃん」といった思考が埋め尽くして、音楽的な幅の広さなんてものは感じるわけがない。

ノリがよくなった分、深みは薄れた。

奥慶一がアレンジした曲は、自分好みのものが多い。

しかし、これはいかがなものかと、当時思いましたもの。

 

千春本人は、気付いていないであろう、バンドよりも弾き語りのほうが味が、ある、出るであろう、曲がある。

この「愛は・・・」や、「男と女」、「優しい風」などです。

「抱きしめたい」 の弾き語りも、想像すると涎がでてきます。

 

 

 

「抱きしめたい」はね、バンドもいいけれど、「愛は・・・」は、そういう気分になれませんでした。

とはいえ、1988秋のコンサートで、「愛のぬくもり」と「午前3時」 、「愛は・・・」の3曲のなかでとの曲がシングルがよかったと、客席に拍手を求めたとき、「愛は・・・」に拍手してました。

 

~今の俺が「愛は・・・」と問いかけられたら迷うことなく「生命力」と答える~

~人は命を燃焼できる愛ゆえに生きている~

その言葉をきくと、躍動感のあるアレンジも頷けなくもないけれど。

 

もうひとつ、この曲を聴くと思うことがある。

男と女の違いである。

 

~いくつもの夢が 輝いていた

信じられるのは ときめきだけ~

男は、ときめきだけでは、生きていけない。

女は、ときめきがなければ、生きていけない、と。

 

◆歌詞及びオフィシャル動画・音源

 

いくつもの夢が 輝いてた 

信じられるのは ときめきだけ 
頬を寄せて 見つめた 

二人だけの世界 

愛は 心の中に 甘く せつない思いを 
生きて 生きて再び 逢える貴方に 

押しよせる愛を 受け止めたら 

心がくだけて 貴方だけに 
求めていた すべてを 

昨日そして明日も 

愛は 燃え上るほど 

迷い 不安がつのるの 
胸の 胸の痛みは 

残る 今でも 

愛は 心の中に 

甘く せつない思いを 
生きて 生きて再び 

逢える貴方に

 

◆E. 松山千春全作品に思うこと~松山千春全作品解説5~1988-1989

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