「松山千春 『TROUBLE』に思うこと~松山千春 全作品解説437~ V1.3」S4291NF
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◇更新履歴
V1.0:2017.03.20 初稿
V1.1:2017.03.21 コメントを記事に掲載
V1.2:2018.10.06 最新エディタにて記事を作成、旧記事と差し替え及び所有のシングルカセット画像を掲載
V1.3:2020.01.19 歌詞を掲載
■ 「TROUBLE」 編曲者: 大石学
2088年11月10日発売の通産26作目のシングル「愛のぬくもり」 のカップリング
・楽曲試聴
◆シングルCD(8cm)
◆シングルカセット
◆レコーディングミュージシャン:後日追記
01. ドラム:
02. ギター(EG):
03. ベース:
04. キーボード:
05. コーラス:
◆2017.3.20 hsaswaさん
今から30数年前、松山のインタビューが女性週刊誌に掲載されたことがありました。
内容は奥様とお付き合いしていた頃の結婚前秘話的なものでした。
松山が男友達に「あいつ(当時の彼女、今の奥様)と分かれてきた」と言ったら、その友達が「馬鹿か、お前は。なんであんないい女性と別れたんだ」と怒られた。
思い直した松山が彼女が行きつけのスナックに駆けつけたら、彼女が目に涙を溜めて一人で飲んでいたーというような内容でした。
そのちょっと後に出た「TROUBLE」を聴いて、これはその時の様子を歌った唄なんだだろうな、と今でも思っています。
「愛のぬくもり」と並んで私の中でもインパクトのある2曲で、よく聴き、記憶に残っています。
余談ですが、夢野さんが紹介されていたダンス系の歌は、私的にはどれもまったくひっかかりのない、すぐに飛ばす唄ばかりです。
◆2017.3.19 夢野旅人
新曲「空」 を聞き込んだ昨夜。
ほぼAメロ→Aメロ→サビで成り立ってしまう松山千春の歌。
千春にはBメロなんて要らないのだろう。
そう改めて、楽譜を眺めていて目に留まった「TROUBLE」。
曲の構成は昔も今も変わりがないが、それでも現在よりも歌詞が多い。
改めて聞いてみると声に艶があり滑らかである。
この曲は楽曲を楽しむ部類であるが、当時も今も別れを危惧するトラブルの原因がわからない。
愛情でカバーできないのであれば不倫等の不適切な関係のトラブルか。
そんなな陳腐なイメージしかわかない。
~Trouble打ち砕く 勇気を力をもう一度
Troubleいつだって 信じてきたからね~
メッセージがあるとすれば、どんな状況であっても、あきらめるな。
自分を、明日を信じろ。
ということか。
この解釈も当時と今も変わらない。
ただ一点今頃、気づいたこと。
店が踊れるホールだということ。
踊ろう、ダンシング。
デビュー前から「二人だけのダンスパーティ」という曲など書いている。
だけど千春に、踊ろうとかダンシングという言葉とイメージがお洒落にマッチしない。
イメージできるのは千春が若いころに、「あんただーれ」で、りりィさんとのチークダンスの光景か、映画「極道戦争 武闘派」で、「純-愛する者たちへ-」のピアノで 増田恵子と踊っている姿。
うーん、あと「宇宙のはるか」のPVか。
「踊りましょうか」と「Everybody Singing」は別として「Dancing with me 」「Dancing World」 といったダンスシリーズは違和感を感じる。
どうしても千春が歌うと、曲の世界観とは隔たる、敏いとうのハッピー&ブルーの「星降る街角」といった昭和のムード歌謡になって聞こえてしまう。
あくまでも個人の見解ですが。
そんなところも逆に飽きさせず楽しいのですが。
ただ、「TROUBLE」 踊り明かそうという歌詞が全面に出てこない仕上がり。
だって昨日、気づいたくらいですから。
なのでダンスシリーズには入らないんですけどね。
ちなみにライブでは、1988年秋の「Message」ツアーの直前に行われた旭川での「松山千春コンサート」でアンコールで歌われました。 足寄公演 も含めてメニューは「Message」ツアーと同等でメニューに入っていたにも関わらず、現在まで自分が知る限りその一回しか歌われていません。
◆歌詞
お前の瞳が沈んでる 今にも涙があふれそう
よそうよまわりは楽しそうに 踊りあかすよ
覚えているかいこの店で 初めてお前と会った日を
すべてが昨日の事のように 瞳閉じれば
Troubleのりこえて 二人はここまで たどりつき
Troubleいつだって 信じてきたからね
グラスを持つ手が震えてる 言いだしきれずにいるんだね
お前に電話をかけたとき 気づいていたさ
引き際の悪い男だと思っているのさ 自分でも
時間が止まるとうれしいね 踊りあかそう
Troubleのりこえて 二人はここまで たどりつき
Troubleいつだって 信じてきたはずさ
Trouble打ち砕く 勇気を力をもう一度
Troubleいつだって 信じてきたからね
◆E. 松山千春全作品に思うこと~松山千春全作品解説5~1988-1989
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