「松山千春 『月あかり』に思うこと~松山千春 全作品解説144~」S2705/R


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更新履歴

V1.0:2014.11.7初稿


■ 「月あかり」 編曲者:夏目一朗
2006年11月1日発売の59枚目のシングル「祈り」のカップリング。


◆レコーディングミュージシャン:

01. ドラム:佐藤強一
02. ギター(EG):好永立彦
03. ベース:恵美直也
04. キーボード(シンセ、ピアノ):夏目一朗
05. コーラス:夏目一朗 (ボコーダーで変換)

◆2014.11.7 夢野旅人

秋のツアー間近の2006年9月24日のラジオ「季節の旅人」。

コンサートメニューの選曲と、レコーディングに入ったと話している。


「今、新しい曲をつくり、たぶん『祈り』という曲がシングルとして発売されると思う。

『祈り』と『月あかり』の2曲をレコーディング。

元々、『祈り』をシングルにしようと思っていたが、心の中では『月あかり』もいい曲。

アレンジによってはこっちがシングルになるかと期待したが、甘かった。

うちのアレンジャーの夏目がそうアレンジしてくれましてね、結局『祈り』でいこうやと。

なかなかいい感じの恋愛の曲」と、いつもの千春節。


ラジオでの初O.Aは、「祈り」と「月あかり」とも10月26日の放送回。

よって、自分が初めて「月あかり」を聴いたのは、秋のツアーの初日、10月6日の川口公演である。


「月あかり」のファーストインパクト。

80年代風の仕上がり。

夏目一朗のアレンジにしては珍しいと思った。


彼は80年代、特に電子ドラムとか、シンセ、シンセしている楽曲はあまり好きではないと思っていたからだ。

それは、ライブアレンジにおける「見つめていたい」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11926316998.html や「流れ星」のイントロの処理や、「ナイト・エンジェル」や「優しい風」、「SWAY」、「ムーン・ライト」、「愛を奏で」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11924286201.html 、「虹のかなた」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11948049301.html などといったアレンジを聴いて常々感じていた。


なのに、思いっきりの80's サウンド。

だから驚いたものです。


2007年、年が明け春に届けられたファンクラブマガジン121号。

彼の解説によると、


一番はスローテンポ、二番以降アップテンポとなるアレンジだが、デモテープ(千春さん本人による弾き語り)の時点で、そうなっていた。


千春さんの中に具体的なイメージがあった。

1番は、ディズニー映画といった世界にしてほしい。

2番は、カコカコ何かなっている感じにしてほしいとオーダーされた。


という。


よって1番は、ピアノと生のストリングスでエレガントな世界を表現した。

2番は、~カコカコ何かなっている感じにしてほしい~ということから、1980年代の音楽をイメージしているのでないかと思ったという(彼の中での80'sとして、ELO<エレクトリック・ライト・オーケストラ> のバンド名が挙げられている)。


現役の音楽家である彼にとって、80'sサウンドは過ぎ去ったファションアイテムのようで、気恥ずかしい思いがあったという。


しかし作品は、初めてELOを聴いたときみたいに、新鮮に仕上げるとこができたと書かれています。


彼の解説を読んで、またELOと聞いて、妙に納得したものでした。


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