正規分布夢想では存在は全て正規分布の形状を取るとしている。
  釣鐘を伏せたような形状でX軸と交わることはない。
  分布の集団の要素は無限に存在するが、仮にすべての要素が現
  れて完全な分布の形状が見れるとすれば、その分布は静止して
  いる。

  ここで正規分布がまだ完全に現れていない、分布要素が疎らな
  時期から分布の観察を始めたとすると、一つ一つ要素が黒い点
  のように出現し、その点の塊が徐々に釣鐘を伏せた形に現れて
  くるのを目撃することになる。この現象は無限に続くが、始ま
  りから時間が経つにつれて分布はよりくっきりと見えてくるこ
  とになる。

  私たちが住むこの世界では、
    ・時間という流れがある
    ・宇宙はまだ進行中である 
  という二つの事実があるので、動的で全体像が決定していない
  世界ということが言える。先に述べた後半の部分に当たるとも
  言えるわけだ。この世界は正規分布形状が現れる中途過程の中
  にあると言える。

  完全な正規分布が現れた状態は静止しているので動かない。
  動くためには正規分布が未完でなければならない。未完のモノ
  が完全に向かって現れる(正規分布の性質から永遠に完全には
  ならない。)ことで動きが生じることになる。
  完全が動きを表すためには流れが必要である。時間がそれに当
  たるのかどうかはわからないが。

  完全と未完は同じものの別な現れ方と言えるが互いは全くの別
  物で、未完は完全に近づいては行くがそこに到達することはな
  い。この世界には始まりも終わりもない。