EVO君を亡くしてから | 波乱万丈ダウンアンダー編

波乱万丈ダウンアンダー編

18歳で渡豪
13年住んだオーストラリアを離れ英国で優遊2年半過ごし
またオーストラリアへ戻ってきました。
宜しくお願いします

心の整理のために書いています。
興味のない方はそのうち楽しい事もかけると思うので今日のブログはすっ飛ばして下さい。


1月1日の夜9時ごろ家でEVO君を安楽死させた私達。
家での安楽死は正直いい所と悪い所があり
あまりお勧めできないのですが
EVO君を安楽死させなくてはいけないと分かった時どうしても動物病院の一室でと言う気持ちにはなれなかった。


幸い我が家はは2人とも獣医なので
最悪の事態にも対応できると言うことで家で決行しました。


前にも書きましたが小太郎君には居て欲しくなかったので太郎が小太郎君をゴールドコーストまで送っていく間
EVO君と2人きりで静かな時間を過ごせたのが本当によかったです。


ちなみに小太郎君、人生初のお泊まりでしたウインク


安楽死は静かなお別れとは、まぁ、真逆の状態でしたが。。。えーん


安楽死後、じゃ、おやすみと寝ようとする太郎を抑え
太郎と2人で永眠したEVOを囲み、新年用に用意した日本酒(遠藤 直虎 番外品)を飲みながらEVOの思い出を語らいあいました。
日本酒は美味しかったです(笑


次の日、ほとんど寝れない夜を過ごし
小太郎君に一目EVOを見せたいと言う太郎の希望を聞き
太郎は1人またゴールドコーストまで小太郎君を迎えに行き
私はEVO君を送る準備。


ペットの火葬をしてくれる会社に電話したり
お花を買う手配したり(太郎がゴールドコーストで買ってくれました)
正月2日目なのにオーストラリアはすでに普通の土曜日ですからある程度の準備が整いました。


帰ってきて小太郎君とEVOにお花をあげたり
EVOのためにお絵描きしたりして過ごし

ちょうどいいサイズの箱があってよかったアセアセ
じゃなかったらHelloFreshの箱になる所でしたもやもや
なんでも取っておく性格が吉と出た日でした。


午後に火葬の会社がお迎えに来てくれました。
火葬は週末が明けるまで出来ないと言う事なので
その間は火葬会社でEVO君を安置してもらう事に。


獣医だと冷凍保管になるのですが
火葬会社だと1度で安置なので立ち合いの時お顔を見たい場合状態がより良いらしいです。
オーストラリアではドライアイスを買える場所はないみたいです。


この会社は私も仕事で良く利用しているのですが
安楽死後連絡すると本当にすぐ来てくれることが多い。
そうか、そう言うことなんだなと気付きました。


3日目は朝起きてEVO君の写真の前にお水とご飯をあげてから
あぁ日本のやり方は何て素晴らしいんだろうと思いました。


オーストラリアは人に対しても初七日や四十九日など特にやる事もなく
お葬式でお棺を車に乗せたら終わり。
その後の悲しみや個人への想いは自分で消化していかなくてはいけません。


日本の方法だと、毎日お線香をあげる、お水を変える、手を合わせる、法事をするなど「するべき事」をする、
そしてチェックリスト式でこなしていく事で自分の気持ちの整理をつける事が出来るんだなと思いました。


次の日の火葬に向けて私はEVOが好きだったものを集めたいと思いました。
EVOはビーチで走り回っている時が1番イキイキしてた。
そうだ、ゴールドコーストのspitの砂をお棺に入れてあげたい。


それを伝えると太郎はすぐに賛成してくれました。
多分面倒臭かったと思うんですけど私が何かしてあげたいと言う想いを汲んでくれたんだと思います。
EVO君のためにと思いながら何かする事で私が救われる気がしていたんです。
車の運転大好き太郎に少し感謝


太郎は3日連続ゴールドコーストまでのドライブとなりました。




久しぶりのビーチにアストラ君楽しそう。


アストラだけを連れていくとEVO君と一緒の時ほどハイアラート状態で居なくて実は楽だったりします(笑
アストラは常に私達の居場所を確認しながら歩く子だし
ちょっと羽目を外して私達を見失っても「動かない」で人を見極める慎重派(笑


とりあえず太郎に背格好が似た人走り寄るEVOとは大違い(笑
EVO君は「怒声」にしか反応しないところもあり、なんかいつも怒ってばっかだったかもチーン


でもビーチを走るEVO君は美しかった(濡れたらただの濡れ鼠でしたがアセアセ)


これはチェスター時代の写真です。
イギリス時代あまり仕事もしないでワンズとラブラブな時間を過ごしていたのが吉と出ました!!(笑
もうね、楽しかった思い出しかない。


後は家の前の海の砂を集めようかと思ったんですけど
EVO君方向音痴だし変な所に戻って来ちゃって戻って来れなくなったら困るしゲッソリ
家の庭から土を集めましたチュー


後はご飯ね。
しっかり食べて欲しい。



そして4日目


この日火葬でした。
新年始まってからで忙しい中個人的に対応してくれた火葬会社には感謝しかありません。
(えぇ動物病院の関係者だってゴリ押ししましたよ(笑)
関係なしでとてもいい火葬業者だと思います。


オーストラリアは火葬に立ち会うと言う人は少ないようです。
でもオプション($120)で立ち会うのも可能なんですよ。


11時に最後のお顔を見に行って
火葬路に入るのを見届けて
1時間半ほどでお骨上がりだと言うので迎えに行きました。


小さくなって帰ってきましたぐすん


骨壷を少し開けてみたら太郎が「上腕骨だ」とか言い出したのですぐ閉めました。
そう言うお勉強がしたんじゃない笑い泣き



とりあえずいつものハーネスを骨壷に付けておきました。
もうね、このハーネスを見るたびに涙が止まらないの笑い泣き


まだまだ気持ちに整理が出来かねていますが火葬までどうにか繋げることが出来ましたと言う報告でした。


後は初七日、四十九日などをこなすだけですが
ここはオーストラリアなのでね
想いを大事にしたいと思います。


ま、なんの話かって言ったら
EVOの事、実は大好きだったよ!と
日本の伝統最高!という話でした。


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