イーペルの街が有名なわけ | 波乱万丈ダウンアンダー編

波乱万丈ダウンアンダー編

18歳で渡豪
13年住んだオーストラリアを離れ英国で優遊2年半過ごし
またオーストラリアへ戻ってきました。
宜しくお願いします

バルセロナから帰ってきたばかりですが
ベルギー・フランス旅行記が終わってなかったので、続けます・・・

さて、イーペルの街って聞いたことありますか?
どこかのブログに数ヶ月間ずーっと貼ってあった広告で私は去年初めて知りました。
3年に一度の「イーペルの猫祭り」
ちょうど去年がその3年に一度の年だったらしく、いろんなところで広告を目にしましたよね。


(画像はお借りしました)


パッと見た感じ、猫好きの人にはたまらない感じだったのですが、
今調べてみたら、魔女狩りが行なわれていた時から1817年まで
イーペルでは毎年この日に生きた猫を塔の上から落として殺し異教徒の疑いを晴らしていたとか。
今では猫を悼むためにこのパレードをしているらしいですが。。。
経緯を聞くと、このお祭りに参加するのは、ちょっと。。。

日本からツアーもたくさん出ていたようで、
調べてみたらまだそのツアーの内容が見つかるのですが

(サイトから抜粋しました)

猫祭りパレードでは

年毎に異なる、様々なテーマの

巨大な山車が、次から次へと

繰り出してきます。

 

例えば、魔女狩りや猫殺し等、

イーペルの町の過去を

テーマとしたパレードでは、

苦しそうに叫びながら

運ばれていく魔女を

箒を手に追いかける人々に続き

仲間を沢山殺され怒りに燃えた

巨大な化け猫の山車などが

行進していきます。

え。。。。。

ユーラシア旅行社で行く

イーペルの猫祭りツアーの

イーペル2連泊のコースでは、

イーペルの猫祭りの締め括り、

魔女裁判と火あぶりの刑も

お楽しみ頂きます。

 
えぇぇぇぇ!!!!

こ・わ・す・ぎ・る・よ

この文章でこのツアーに参加したいという人がいるのでしょうか?


ま、それはそうと。。。


イーペルの街は猫の祭りだけではなく、他のことでも有名なんだそうです。

Wikipediaによるとイーペルの街は第一政界大戦の戦場になった街のようです。

なんでも第一世界単線中、3回も戦場となり
最後の1917年の戦いで街はほぼ全壊、軍を1M進めるのに20名もの命が絶たれるという壮絶な戦いが3ヶ月も続き、両軍合わせて50万人もの犠牲者を出したそうです。

イーペルの街ではその戦没者の慰霊式を1927年から今でも毎日欠かさず行っています。
そうです。今でも毎日、この慰霊式に参加するために世界からたくさんの人が来るのです。

私たちは下調べなしで行き着いた街だったので、後からお勉強したのですが
道理でローシーズンにも関わらず街はある程度賑わっているし、
街で一押しの「戦場を回るツアー」に申し込もうとしてもすでに予約で一杯だった訳です。

やっぱり旅行には多少の下調べって必要ですね。

それでは次回はそんな無知の私から見たイーペルの街の様子でも紹介しましょう。


↓ ポチッと宜しくお願いします