こんにちは!智学館です!
本日は本題から入りますね。
10年ほど前に落合博満さんの講演会に行ったことがあります。
だれでもご存じだと思いますが、中日ドラゴンズの監督をし、現役時代には三冠王を3回も獲った超一流選手。
実は大ファンなんです。
落合さんが書かれた「采配」という本があります。
すでに3回読んでいますが、いつ読んでも監督としての選手への采配がまさしく「成績のいい子にしていく親」そのものなんです。
一番私の考えとピッタリなのが「こうすればいいという方法」を示し「やればできるという自信」を持たせ、きっちりと「成果を出す」という点です。
そうすれば子どもは親を一番の味方だと信じ、親子の間に絶大な信頼関係が生まれるでしょう。
もしもこれが真逆になるとどうなるでしょうか?
親が大したこともせずに、ただ「勉強しなさい」「おまえはやる気がない」とかぶつぶつ言うだけでは、子どものやる気の賞味期限が切れて腐ってしまいます。
そうすると元にもどすのに膨大な労力と時間がかかります。
もしかすると何もできなくなるかもしれません。
子どもは親がしたようになるってことです。
だから、親が何もしなかったら子どもだって何もしないし、勉強なんてもってのほかです。
親は子どもが中学生になるととたんに子どもを放任しがちです。
それはもう大人だからとか勉強が難しくなったからという理由です。
見た目は大人かもしれませんが、まだまだ成長過程なんです。
勉強を教える必要はありません。
ただ、きちんと子どもと向き合う時間を作ってほしいんです。
そして勉強中は少しでも観察する。
そうやって子どものことをわかろうとすれば、子どもだって始めはうっとうしく思うかもしれませんが、内心はちょっと嬉しかったりするものです。
子どものことがわかればかける言葉だって変わってきます。
子どものやる気を引き出す言葉だって言えます。
お時間のあるときにでも、落合さんの「采配」を読んでみてください。
「成績のいい子にしていく親」とは?って思いながら読んでいただくと、より一層わかりやすいかと思います。