ノートをとって学ぶ?! | 【三原】智学館 代表兼「親のあり方セミナー」主宰平岡智彰

【三原】智学館 代表兼「親のあり方セミナー」主宰平岡智彰

2010年5月、土日限定の個別指導塾を自宅マンションを使って開校。週3回、4回と増え、2011年4月より週6回指導となりました。毎回の授業後の電話報告で「授業回数と同じ回数のお母様との会話」をさせていただいています。「生徒と親と塾」の三位一体指導がモットーです!

こんにちは!智学館です!

 

ウチの中学生は昨日で期末試験が終了し、本日より通常モードにもどります。

 

昨日は試験終了日ということで休講にしていたので、しっかりと気分転換ができたのではないでしょうか。

 

特に中3生は、夏休みまでのこの約半月が入試に向けて大切な時期になりますので、気を引き締めて頑張ってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

では本題に入りますね。

 

確か15年くらい前だったと思いますが、テレビ番組で西武ライオンズの元監督の渡辺久信さんが、監督時代に長嶋一茂さんと対談する場面を見ました。

 

2人はともに同時期にヤクルトスワローズで選手をしていて、その当時の監督が野村克也さんでした。

 

野村監督はミーテイングが長いことで有名で、分厚い資料を渡して延々としゃべっていたとのこと。

 

その長いミーテイングのときに、一生懸命に話を聞いてノートをとっていたのが後に監督になった渡辺久信さんで、その番組の中で「今でもそのノートありますよ、今でも時々見返します」って一茂さんに見せるシーンがありました。

 

一茂さんは驚いて「ホントに?」とかなんとか言って現物のノートを見ていましたが、一茂さんはその長いミーテイングのときに「おれは落書きしてろくに話を聞いていなかった」と笑いながら話していました。

 

 

 

これは野球のミーテイングの話なんですが、ちゃんと話を聞いてノートをとっていた人が野球界で監督になり、聞いていなかった人はタレントになったって話です。

 

実はそこだけなんじゃないでしょうか、差というものは…。

 

ちょっとの差がすごい差になるのは、たとえばこういった部分なんだろうと感じました。

 

別に一茂さんがバカ息子と言っているわけではないんです(笑)

 

一茂さんは自分が選んだ芸能界で同じように「ノートをとって学ぶ」必要があるだろうし、そうしないとその世界では生き残れないかもしれませんからね。

 

 

 

どこかの世界でトップレベルで生きていくためには「自分のノート」を作っていく必要があるかもしれません。

 

そこに完成度の違いがあるでしょうが、メモをとってそれを清書してまとめていく作業は、頭を整理していく上では必ず必要になると思うんです。

 

我が子がどんなノートを書いているのか是非見てみてください。

 

ノートを見たら成績はある程度わかりますし、頭に入っているかもわかります。

 

 

 

こんなこと書くと「おまえ、ノートはちゃんと書けよ」と言うだけの親が出てきます。

 

そうじゃないんです。

 

書けよと言われて書くノートは「人生作りのノート」にはなりません。

 

「名は体を表す」と言いますが「ノートは人生を表す」とも言えるのではないだろうかと思います。