【子育てと仕事】 タイも子育てと仕事の両立は難しい? | 女社長のバンコク奮闘記

女社長のバンコク奮闘記

2001年2月、25歳の時にタイ・バンコクで翻訳会社、通訳者派遣会社を起業した女社長の奮闘記。

今日のタイトルは

 

タイも子育てと仕事の両立は難しい?

 

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昨日の朝の話になりますが

 

4歳のお子さんがいるN部長に

 

こう聞きました。

 

 

 

最近、遅刻が多いようだけど

何かあったの?

 

元気もないようだし…

 

 

 

そうしたところ、

目に涙を浮かべ

最終的には泣いてしまい…

彼女はこのように言いました…

 

 

 

子供の面倒を充分に見られなくて

このまま仕事を継続できるのかと…

 

 

N部長は朝6:30に家を出て

会社近くの幼稚園にお子さんを送って行きます。

 

幼稚園は16:00までで

18:00までの延長をしているようです。

 

お子さんを迎えに行って

渋滞の中帰宅して

その後、自宅に戻ると19:30・・・

 

もう…

いっぱい、いっぱいのようです。

 

 

 

N部長は才色兼備の完璧主義

責任感も強い方です。

 

仕事は完璧にこなし、

また速いので

ついつい頼ってしまいます。

 

完璧主義なので

子育ても仕事も、パーフェクトにやりたい…

 

と思っているようです。

 

 

私は以前から社員に、

 

仕事の時間よりも

仕事の中味が大切

 

 

と言っています。

 

 

また、子供がいる社員に関しては

家庭と仕事の両立が大変なのは

重々承知しています。

 

何事もバランスが大事と思っているので

勤務時間を短縮しても良いと思っています。

 

また、そう言い続けてきました。

 

N部長にそのことを再度伝えると

 


これは私自身の問題で
私の中で
折り合いをつけなければいけないと思います。

 

 

と・・・

 

 

私はN部長に

日本で現在起きていることを話しました。

 

~~~~~

 

日本では、たくさんの女性が

結婚、出産を機に退職してしまいます。

 

学齢期になり、

いざ、保育園に入れようとしても

保育園に入れない・・・

 

よって働きたくても働けない・・・

 

そんなことが普通におきています。

 

政府は

「子供を生みましょう」みたいなことを言うけど

行政が追いついていない状態です。

 

出生率が低いので人口が減ってきていて

結果、働く人がいなくなっています。

 

今頃になって

会社が子育てと仕事が両立できるよう対策を始めています。

 

私はタイも同じ事が起きると思っています。

 

実際に出生率は下がってきていて

一人っ子が増えてきていますよね。

 

ニュースなど観て知っていると思うけど

2022年にはタイは高齢化社会に突入すると言われてるよね…

 

働く人がどんどん少なくなってくる…

若い人に負担が掛かってくると言うことだよね…

 

ここは私の会社なので

いかようにでも出来ます。

 

子育てをしながらでも働ける環境作りを

本格的に取り組むべき時期に来たと思っています。

 

例えば、

労働時間短縮

在宅勤務などですね…

 

子育てが原因で

優秀な人材を失うデメリットの方が

大きいと思っています。

 

また、親の介護で離職する人も

日本では増えているので

今後、タイでも同じ事が起こるのではないでしょうか?

 

決まった働き方をせず

もっと柔軟な働き方があっても良いと思っています。

 

それをやろうかと・・・

 

~~~~~~

 

このようにN部長には話しました。

 

 

タイでは

メイドやナニーを雇用する家庭も多いですが

昨今、人件費が高騰しており

雇う家族は減少しつつあります。

 

一般家庭では

夫婦共働きで子育てをするのが普通です。

 

タイでも

子育てのために離職する人が増える…

 

そんな時代に入っていると感じます。

 

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今、空港におります。

これから3泊4日でバリ島へ行って来ます。


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