6/8
前回の反省を生かせるよう、同じ紅茶の米粉シフォン。
でも今回は豆乳を入れて、ソイミルクティー米粉シフォン。

■材料
・全卵4個(卵黄60g強、卵白180g)
・米粉80g
・グラニュー糖(100%甜菜糖)60g (卵黄用15g、卵白用45g)
・紅茶液20cc
・豆乳50cc
・紅茶葉(生地に混ぜる用)
・米油30cc

■工程(基本的に作り方はいつもと大差ないです)
準備. ・ティーバッグをお湯に浸し、紅茶液を作る
     ・米粉をビニール袋に入れ、ふって空気をふくませる。
     ・豆乳を人肌程度に温めておく。
     ・卵白と卵黄を分け、卵白は冷凍庫で冷やしておく。

1.
卵黄のみまずとろりとするまで混ぜる。
  少しとろっとしてきたところで砂糖を入れ、
  砂糖のざらざらがなくなるまで混ぜ、
  さらにやや粘りが出て、クリーム色になるまで混ぜる。
  そこに米油、紅茶液を入れ、軽く混ぜてから
  さらに、米粉、紅茶葉を入れ(ふるわない!)
  ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。  

     (すべて目の細かい泡だて器で)

  →そこまで水っぽくなく、でも滑らかな生地が完成。

2.メレンゲを泡立てる。用意した砂糖全量を3回に分け

  投入しながら、そのつど泡立てて、メレンゲを作る。
  最後の低速でキメを整えるところまで4分強で終了。

【メレンゲの詳しい泡立て方はこちら

 →今回は娘が砂糖投入をサポート。もたもたしていて
   メレンゲがだれるか心配だったけど、なんとかしっかり泡立ち、完成。

3.卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる 

  ・卵黄生地にメレンゲを3分の1入れて、
   メレンゲの白い筋が見えなくなるまで、混ぜる。
   (これは捨てメレンゲというそうで、泡が消えてしまってOK)
  ・卵黄生地に残ったメレンゲの半分を入れ、
   大きく混ぜてなじませていく。
   (最初はヘラを縦に入れて3回ほど2つの生地をなじませ、
   その後、ヘラを大きく使い、ボウルを回しながら20回ほど)
   その後、残りの半分のメレンゲを入れ、同様の方法で混ぜるが、
   こちらは50回ほど混ぜる。
   混ぜるポイントはメレンゲのダマを消しながら混ぜる。
   混ぜながら、ダマを探し、ダマをつぶして、また1回混ぜて、
   ダマを探して、消してを繰り返す。

 ※↑あまりに焼き縮みがひどいので、混ぜ方を自己流に戻しました。

  ・残りのメレンゲを卵黄生地に投入し、5回ほど大きく混ぜて
   二つの生地を和えたら、ボウルの中央から小刻みにゴムベラを
   使って生地を返しながら、混ぜる。ボウルも少しずつ回転させる。
   そんな混ぜ方をひたすら110回繰り返し、今回の生地が完成。

久々の自己流だとけっこうボリュームがあるように見える。
が、これが案外滑らか。少なくとも教室に通う前の生地よりは
ずっと滑らか。

4.いよいよ型に流し入れ。

毎度毎度生地があふれるので、今回は、とうとう購入してしまった
かの有名な合羽橋浅井商店の17cmトールシフォン型を使用。

すると・・・



想像以上の包容力(笑)
きれ~いに7割ほどの高さに落ち着きました。

型をゆすって平らにし、トントンと机に打ち付けて完成。


5.170℃に予熱したオーブンで30分焼く。
※20分すぎたところでアルミホイルで頭をカバー。

焼き上がり。



まあまあの高さ。実は焼いているときはこれ以上に膨らんでいたが
最後2分くらいですこ~し生地が落ち着いた模様。
膨らみ絶好調でやめるのではなく、ほんの少し
粘って焼いて、生地を落ち着かせることが、
焼き縮みを防ぐ一つの方法だそうです。

冷ました後も、生地の高さはそこまで変わらず。

ひとまず一晩冷凍庫で寝かせて、翌日型外し。
※型外しがきれいにできるとのことで、今回は思い切って
  ホールごと冷凍庫へ!

型外し後。


ちょっと傾いてしまったけど、とにかくきれい!そして高さがすごい!!
浅草まで行った甲斐があった~。

■実食

一言所感:おいしい!(涙)

◆見た目★☆☆
 ・膨らみ・・・○(今回は焼き縮みも少なくて一安心)
 ・美しさ(型外しの出来) ・・・○(凍らしたら型外しの楽なこと!切るのも楽!)

◆味  ★★★☆☆
 ・砂糖の甘さ、ちょうどいい!ノンオイルなら―5gでいいかも。

◆食感 ★★★☆☆
  ・しっとり・・・○(水っぽいわけじゃないけど、きめが細かいからしっとり感あり)
  ・ふわふわ・・・○(トールの高さがきいてます!)
  ・もちもち・・・○(もっちもちではないが、米粉のおかげで生地の弾力は○)

■失敗と教訓
・やはり分析は大事
  →今回、なぜ教室と同じレシピでだめなのか、とことん分析しました。
    その結果、佳作レベルのシフォンが完成。
    (レシピ通りにやったものなので、成功して当たり前。
     オイルも入れているし、佳作にはしません。)

・焼き縮みの原因
  →色々調べて試した結果・・・
   ・オーブンの温度と焼き時間(これが一番大きそう)
   ・生地の混ぜ方(私は2回に分けて混ぜるのだと混ぜすぎてしまうので、
    一度に生地を混ぜるほうが向いている。ただし、メレンゲの塊はしっかり消す)

   一番影響するのは、この二点だと思います。
   他にも・・・
   ・オイルを入れたときの乳化が足りない
   ・焼き縮み防止の焼き上がりの落としが足りない

  など、予防策はあるようですが、とにかく焦げない程度に
  しっかり焼き上げることが大事であることを痛感。

いよいよ次回の教室に向けてオイルなしシフォン再始動。
このところの経験でまたいい分量、手順が見えてきた。
初心も新しい挑戦も忘れず・・・頑張ります!

============================================================
↓よろしければ、応援のクリックお願いします。励みになります。
  

 →米粉シフォン作成手順はこちら

 →これまでに研究したレシピ本の一覧はこちら