母だけでは部屋の設置場所を決めれないだろうということで、年明けまで手配はストップしていました。
まず、エアコンの室内・室外機を運ぶことから始まります。
我が家は、現在、車を所持していないので、どうするか・・・。
今は、あちこちにタイムズカーシェアリングが出来たので、ホント便利です。
それを借りてきて運ぶという方法もあるのですが、実家には急な坂を上らないといけないこともあり、クロネコヤマトの「らくらく家財宅急便」を利用することにしました。
エアコンの室内機、室外機でそれぞれ寸法をはかり、その大きさによって金額が違ってきます。
大きさ、運搬距離で金額は決まり、我が家の場合はそれぞれ2800円ずつでした。
エアコンの取付工事もヤマトに頼めるので、取付のみお願いしました。
(取り外しは我が家の新しいエアコンを買った際に、別途料金で購入先のジョーシンさんにやってもらいました)
ヤマトの取付は12600円。(ジョーシンさんに手配してもらうことも可能だったのですが、ヤマトさんの方が安かったです)
合計18200円でエアコンが嫁入りしました。
エアコンは事前に母に受け取ってもらい、13日の取付に主人と一緒に実家へ
電機工事の方が二人やってこられて・・・。
しばらく設置候補の「離れ」を見て、「どんなに安く見積もったとしても、5万円ほど追加工事になりますと。
壁に穴を開ける必要があるので、追加工事の費用が発生することは予測していたのですが、
電機工事が半端じゃないとのこと。
「母屋」から「離れ」に電気を引っ張ってこないとダメ、しかもエアコンの容量が14畳なので、そもそも母屋の電気工事も必要とか。
電気工事の方は、とっても親切な方で、母屋に付けれそうなところも見てくださいました。
しかし、古民家ゆえ、どうにもならない問題が多発。
「どんなに我々が努力しても、一番安い部屋で4万ほどかかります。それなら、当初、考えておられたお部屋にウィンドウ用エアコンを新調される方がいいかも知れません。使う頻度や費用をお考えになって、またご連絡ください。いつでも、工事はさせて頂きますから・・・」
と。
本当に、とっても親切な方で、1時間以上もいろいろと検討してくださいましたが、保留で終わりました。
テレビで見る「古民家再生」のように手入れをする費用もなく、壊れたところや不具合の出てきたところを少しずつ修理しながら住んできた古民家。
「我が家にもついにエアコンのある部屋ができる」
と思っていたであろう母は残念そうでしたが、古い家に電気工事や穴を開けるのも不安があるということもあり、見送る方向で検討しています。
再生できない古民家で暮らす大変さを実感したとともに、ウィンドウ用エアコンがまだ実在してくれていて良かったな~とも思う出来事でした