先日、ある方からお母様の後見申立てを考えているけど、何から始めたらいいのか分からない・・・とご連絡を頂きました。
お母様の状態を伺ったところ、
「ああ、これは申し立てた方がいいだろうな~」
と思われる状況のようだったので、まずは申立書を入手されることをお伝えしました。
後見の申立てをする家庭裁判所は、「お母様」の住所地を管轄している家庭裁判所に申し立てることになります。
例えば、大阪に住む息子が後見人になる予定、母親が兵庫県西宮市に住所地がある場合は神戸家庭裁判所尼崎支部に申し立てることになります。
インターネットで「後見申立て」などと検索すると、家庭裁判所のホームページが出てきて、書式がダウンロードできるようになっていますが、申立てをする家庭裁判所のページから書式をダウンロードするか、郵送してもらうようにした方がよいでしょう。
先日も家庭裁判所で手続きが違うという例を書きましたが、後見申立てにおいて書類など手続きも若干違いがあるようですので・・・。
ちなみに、神戸地方裁判所のホームページにも、「家裁によって違いがあるから~」というニュアンスの案内が書かれています。
申立てセットの中には、必要書類や手続きの流れが詳しく書かれていますから、「何からしたらいいのかな?」と疑問なときは、まずセットを取り寄せるところから始めましょう!
ご相談いただいた方は、年末までに早速、取り寄せします~とのことでした。