自分自身も、そして老親を持つ子供も、ある程度は、「老い、病気、死」に心づもりや対策をしておかないとダメだな~と思います。
先週、NHKでは認知症の特集がされ、どこかの民放で脳梗塞など脳卒中について放送されていましたが、この手の特に「高齢者」が気を付けなければいけないことをテーマにした番組や雑誌などは、一昔前に比べるとはるかに多くなってきたと感じるかと思います。
ただ、出来れば現役世代くらいのときに見ておいた方がいいのではないかと、私は思います。
正直、親や叔母の病院の付き添い、たまに病院に駆けつけ、仕事で後見や遺言のことを調べたりしていると、私も「もうええわ!」と、重いテーマのテレビや雑誌から遠ざりたくなることがあります。
NHKの特集はタイムリーには見ませんでしたし・・・。
ただ、今だからまだ心の余裕を持って見れるというのもあると思うのです。
自分の体のことだって、現役世代から予防を心がけた方がよいでしょうし、老いについても親のことを考えつつ、自分のことも考えておくようにした方がいいのでは?と思います。
性格にもよると思うのですが、自分がまさに「老い」を感じたころに「死」のことを考えるのは精神的にキツイと思う方も多いのではないでしょうか。
今年も喪中はがきが何通か届いています。
私は、開業前からの「知り合い」には約50人の年賀状を出していますが、そのうち4枚喪中はがきを頂いています。
90代の「お祖母さま」が亡くなった方2名、60代の「お母さま」が亡くなった方2名です。
びっくりして連絡したら、60代の方はいずれも「急な出来事」だったとか。
そして、ここに「急な出来事だった」叔母の知り合いや、お知り合いになった方の親御さんが加わります。
私の身内を見ても、「なんとなく平均寿命まで生きる」、あるいは、「まあ75歳くらいまでは生きるだろう」と、まだ少し先の話~と内心、思っている(私もそうですし・・・、まあ60歳くらいまではいくだろうなんて思っています
)ところがありますが、たま~には、元気なうちに「もしも」を考えた方がいいかも・・・と思います。