市民後見までの道のり | ぽちこ~おひとり様が行く~

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「ぽちこ」・・・これは放浪生活を送っていたノラ犬の名前。ぽちこのような安心した老後を見つけたいと願いをこめて。

昨日は、朝から宇陀市での後見の検討会。
9時半開始に間に合うように着こうとすると、それなりに早い時間に家を出ます。
最初は、どうなるんだろうと内心、心配していた検討会も少しずつですが、方向性が見えてきた感じがします
まだまだ、これから課題は山積みですが、一歩ずつ一歩ずつで確実に進めていけばいいんじゃないかな?と。

市民後見人の養成までとなると、大変なことが多いと思います。
団塊世代が後期高齢者と呼ばれる年齢になるまで(2025年問題と言われています)に、介護や社会保障など色んなことを整備していく必要性が言われていますが、後見制度も然りだと思います。
こうしている今も高齢者の人口は増えているのですが、これまで市長申立てなどはやっているものの、積極的に後見について色んな方向から検討をする機会が少なかった市や市民の方が、ちょっとずつ動きだしたのですから、焦らずにでいいと私は思ったりしています。

財産管理まで任される後見人ですから、市民の方に第三者後見をしてもらうとなると、犯罪が起こったりしないようにしなければなりませんし・・・。
弁護士の先生など、めちゃくちゃ勉強されて資格を取られたはずなのに、たった一度でその資格がはく奪されてしまうのに、横領とか起こっているのがニュースになっていますし。
絶対にダメだと思うのですが、士業も「人間」、どこか弱いところも持ち合わせているからかな~とも思います。
市民の人たちで将来的に法人を作って後見サポートをすることになっても、きちんとした、監督体制が必要だと思います。
そのための土台づくりは、焦らず、着実に、しっかりと勧めていったらいいんじゃないかな~と思ったりもしています。
田舎で、まだ現段階では、司法書士の先生や弁護士の先生などが後見されることで何とかなっているから、こんなゆっくりしたことが言えるのかも知れませんが

検討会が終わったあと、電車で移動して母親の検査の付き添いに行き、なんとなく、疲れて帰宅。そして、今日は、朝から主人の検査の付き添い・・・。
いずれも、大腸検査・・・。
母と主人は別の病院で検査してもらったのですが、主人はこの検査には慣れているのに、今回は珍しくヨタヨタになっていました
私も連日の付き添いで、どっと疲れてしまいました。
自分が年老いたときに、主人の後見人をどこまで一人で出来るんだろうか?と思ったりした一日でした。
市民後見、確実に、しかし、ある程度のスピードも大事かもしれないな~・・・。