9月のある日、郵便受けに荷物が届きました。
その送り主の方は、昨年、東京大学市民後人養成講座でご一緒した方です。
その方は関東の方で、定年退職された今は、後見、介護方面で活躍されています。
修了後も時々ですがメールしていました。
なぜなら、その方に携帯のメール送信方法を教えたのは私だから・・・。
「忘れていませんか?メール使っていますか?」
という意味合いもあるのですが、頑張っている近況を教えてくださるので、こちらが励まされることばかりです。
荷物が届く少し前、メールをしました
翌日かその次くらいには返事をくださるのですが、返事がなく、心配していると、お手紙が届きました。
どうも、色んなことに頑張られ、資格も取られて、携帯では打つのが大変だった様子。
そのお手紙に対して、私も手紙を書きました。
その手紙には、自分の近況と母の癌のことも書きました。
数日後、「ぜひ、お母様に試してみてください。お代は要りません」
と、ご自身の体験談などが書かれた手紙とアガリクスが届いたのです。
その方は、決して、アガリクスの販売をされているようではありません。
わざわざ購入したものをお送りくださったのです。
さて、そんな中、私の親友の家族が入院しました。
私と何か月ぶりかに会う約束をしてたその前日に・・・。
再会は当面、延期。
私が実家から持ち帰った海苔や菓子(田舎なので、お中元などももらう)を少し、お裾分けしようと思っていたのですが、当面、届けられないことに・・・。
正直、「実家からタダで持ち帰ったものをあげるのに、送料がかかるなんて・・・」と思っていた私
ふと、アガリクスを送ってくれた方のことを思い出しました。
私なんて、買ってまであげるわけではないのに、たかが送料で・・・。しかも、20年以上の友達にあげるのに・・・と。
そして、今日、友達から「送料もかかるのに、ありがとう。とっても嬉しいです」
とメールが朝から届きました。
思い出してみれば、その友達。以前、子供のおもちゃなどを友達に車で持って行ったと言っていました。
「ガソリン」使って、持っていってあげたんだな~と
おひとりさまでも、何とか生きていけないわけではないと思います。
現に、そんな人はいっぱいいるし、素敵なおひとりさまもたくさんいるでしょう。
でも、どこかで助け合いできる人、それが物理的でなくても、心の支えだとか、そういう人は大切だな~と感じるこのごろです。
それと、自分が助けれるって、「巡り巡る」のかな~とも思いました