写真では、顔だけのぬいぐるみに見えるかと思うのですが、チェーンがあり、カバンに着けられるようになっています。
頭の縫い合わせ近くにはファスナーがあり、小銭か飴玉くらいは入るようになっています
しかし、カバンにも付けていませんし、小銭入れにも使っていません。
普段はリビングに置いてありますが、時々、カウンセリングのアイテムに変化します。
我が家の旦那のカウンセリング。
一概には言えないと思うのですが、男性は女性に比べて、ペラペラと話す方ではないんじゃないでしょうか?
いや、うちの旦那は「関西人の男性はよく喋るよね~」と言っているので、もしかしたら、育った環境とか、性格とかによっても違うかもしれません。
関西人でも、寡黙な男性はいますし・・・
ただ、うちの旦那の年代で、会社や生活の中でのストレスなどを家族に全て話すことはないのでは?と思います。
うちの旦那にしても、友達にしても、自分自身にしても、誰かに話しているうちは、まだ大丈夫なんだろうと思うのです。
これがだんだんと、溜息に代わり、疲れたとしか言わなくなってくると怪しい。
そこで、「ももかっぱ」が活躍してくれます。
「ね~、ね~、どうしたの~?溜息、どうしたの~?ももかっぱが聞いてあげる~
」とパペット風にももかっぱを使い、話を聞き出してやるのです。
「奥さん」に直球で「どうしたん?溜息ばっか」と聞かれるより、「ももかっぱ」ちゃんに聞かれる方が話やすい場合もあるようです。
行政書士会の後見業務の研修の際、先輩の先生が、被後見人の方とパペットを使いながら、希望を聞き出したり、コミュニケーションを取ったりすることがある・・・と仰っていたことがあります。
被後見人の方は、知的障がいのある、まだお若い方だそうですが、ときどきパペットが大活躍してくれるそうです。
その先生も、パペットの話をするとき、声や話し方が「パペット調
」になっていました。家族や友達が、何かに疲れていたり、悩んでいたり、被後見人がなかなか心を開いてくれなかったり・・・。もしかしたら、パペットによって少し、理解してやれることもあるかも知れません。