換気口のフィルターは、
「まあ、それくらいの値段かな」
ということと、マンション購入に合わせて車を手放していたこともあって、
「すぐにはホームセンターに買いに行けないな~」
と思い(今なら、ネットで買いますけどね)、まあ、突然の訪問販売で購入したといっても、「失敗した」とは今でも思っていません。
しかし、その業者はフィルターの次にフローリングのワックスがけを薦めてきました。
実に巧みに、その必要性を語っていました。
私も、主人も「へ~」と・・・。
それに最初にワックスしておくことは必要かとも話していたので、申込みをすることにしました
契約書には「クーリングオフ」のことが書いてあり、私は、このとき、初めて
「ん?管理会社とは関係ない業者かも?単なる訪問販売の人?」
と気づきました。
どうも、主人の方は、分かったうえで申込みは検討していたようでした。
申込みを書いたあとは、その訪問販売員が社長だか上司の人に電話をかけて、上司と私は電話で話をさせられ、きちんと説明を受けたかどうかなどを私に確認されました。
強引な勧誘がなかったか?やきちんと説明を受けたかを聞くことで、あとでクレームを言われないように防止しているところもあるのでしょう。
さて、業者が帰って行ったあと、
「業者さんも大変やな~。入居者の時期を調べて、一軒、一軒、説明に来てるなんて。ちゃんと管理会社から連絡が行ってるのやな~」
と、私。
「え?あれ、訪問販売やで」
「え?
」「ほら、名刺にも、ここに管理会社とは関係ありません、って書いてあるやん」
「え~
」ほんと、全く、気づかないのです。なにせ、その頃、お風呂の説明だとか、カーテンの寸法を測りに来てもらったりとか、業者の出入りもあり、引っ越しの片づけもようやく収まってクタクタの夕方に来たので・・・。
主人は「絶妙はタイミングの訪問販売だ。珍しいよね、いつも撃退しているくせに」と
それまで、訪問販売で、あとで「後悔」してしまった人のことを「買った人が悪い」と思っていました。
でも、そのとき、初めて、一概には「買った人が悪いとは言えない」と思いました。
ものすごく、親切で、ものすごいタイミング、販売員さんのその営業力を見習いたいくらいかも
訪問販売とわかると、なんだかフローリングのワックスがけは頼みたくない気分がしてきました。
「ところで、うちの床って二重床でフローリングが特殊だけど、ワックスは床材に合ったものをしてくれるよね?」と主人がつぶやく・・・。
クタクタになりながら、管理会社から渡されたお手入れ方法を見ます。
「あ、ワックスはダメって書いてある。水拭きをしてくださいって」
さっき、1階の人が2軒ほどワックスがけを既にして、喜んでもらったと説明してたような
次回に続きます。