エンディングノートのきっかけ | ぽちこ~おひとり様が行く~

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「ぽちこ」・・・これは放浪生活を送っていたノラ犬の名前。ぽちこのような安心した老後を見つけたいと願いをこめて。

最近、私自身が誰かに尋ねてみたい気がすることがあります。
エンディングノートを一度でも記載した人はどんなきっかけで、それを書いたのか?

エンディングノートって大事だな~、そのうちに書いた方がいいな~・・・
とは思うものの、正直、なかなか書けなかったりしませんか?
私もまだ三十路なので、なんとなく「えいっ!」という気になれず、エンディングノートを実は書いていません。
エンディングノートを作った際に、自分の答えというか考えを思い浮かべながら作りましたが、記載はしていません。

遺言書は書いていますが、その中には旦那や母、叔母への思い等はほぼ書かれていません。
2~3枚とはいえ所有しているクレジットカードの銘柄等も記載していないし、社会人になってから掛けているガン保険など、どこに入っているか?証券はどこか?ということも書いていません。
恐らく、明日、私に何かあったら、しばらく経ってから旦那が、大よそ見当のつく場所から「探してくれるだろう」という状況です。
ガンになったら100万円でる保険ですが、自分で請求できるだろう・・・という甘えがあるのかも知れません。
ガン以外で亡くなっても、たしかその20万くらいは請求できるはずなのに・・・です。

実は、私の母にもエンディングノートは書いてもらっていません。叔母2人も独身なのに書いてもらっていない・・・。
他人にはセミナー等で、「ぜひ、書きましょう」と言えても、自分の身内にはなかなか言えないもんです。
ぐずぐずしているうちに、段々、母や叔母の体調が悪くなってきて・・・
こうなると、ますます言いにくくなるのです。
65歳を超えて、具合が悪い状況の身内に対して、
「ちょっと、エンディングノート書いておいてよ
と簡単に言えるでしょうか?
それに、書こうと思った方も、すこぶる調子が悪いときに落ち着いて「伝えたいこと」を書けるのでしょうか?
具合の悪さを「きっかけ」に書くのもありだと思いますが、
「元気だけど、万一、ぽっくり逝ったときのために書いておこう」
という方がゆっくり落ち着いて書けると思いませんか?
いや、少なくとも、周りからは「書いておいてよ~」と言いやすいような気がします・・・。

自分で、何等かの「きっかけ」を作って、自ら書く行動に移さねばいけないのかもしれませんね・・・。私自身、まだ自分にも身内にも「きっかけ」をうまく作れずにいます