実は4月に、実家のある市で後見制度についてミーティングをした際に、高齢福祉課の方に相談をさせて頂いていました。
叔母の体調や生活状況、同居する母の具合の悪いことも話たところ、叔母の状態からいくと「要支援」に認定される可能性はある・・・とのことで、総合的に判断されるからわからないけど、申請しないと何も始まらないから・・・と説明してくださいました。
私としては、今は何とかなっているけれど、母の入院とか具合が悪いときが出てきて、そういうときだけでもショートステイを利用できるとか、自分でなかなか出かけられなくなった叔母が介護予防事業で出かけられたりできたらな~と、切実な思いから相談しました。
介護保険が日本中、すごいことになっているのは分かりますし、出来るだけ、利用しないに越したことはないのは分かっていますが、ちょっとだけ助けてほしい・・・という思い。
まだ4月だったので、
「今、申請して帰ったら、5月のお母様の入院の際にもショートステイを利用してもらえる可能性もありますから、どうせだったら、早めに提出して帰ったらどうですか」
とまで言っていただきました。
とてもありがたいお言葉だったのですが、叔母は頭がしっかりしているので、きちんと説明をしてから提出しようと思い、母の入院時は私が帰省するから大丈夫だということも添えて、提出を後にしていました。
さてそんな中、GWのあたりだったと思いますが、「要支援」が介護保険の対象から外すという検討がされているニュースが飛び込んできました
介護保険制度から切り離して、市町村の事業に移行するという案・・・。
市町村のボランティア団体やNPO法人に・・・。
大きな市町村やボランティア活動が活発な市町村などならともかく・・・。
後見の話でも、なかなか実家の市では進まないのです。
この間、ようやくちょっと方向性が見えて、一歩進んだかな?という感じ。
がんばろうという人がいても、ボランティアやNPOで活動してくれる人を集めるのが大変です。
市の取り組みや財政によっても、サービスがずいぶんと変わってしまうのだろうな~と思います。
だれも、わざと介護認定、介護サービスを受けたいわけではありません。
ちょっとだけ助けてほしい・・・。あるいは、体がどうしようもない・・・。
老々介護や遠距離介護、仕事を辞めて頑張っている人・・・。たくさんいます。
叔母の認定はどうなるか分かりませんが、要支援制度がなくなるなら、認定されても束の間のありがたさ・・・になる可能性があります。
それでも、ちょっとの間、助けて欲しいですけどね