大人になってからの友達の難しさ | ぽちこ~おひとり様が行く~

ぽちこ~おひとり様が行く~

「ぽちこ」・・・これは放浪生活を送っていたノラ犬の名前。ぽちこのような安心した老後を見つけたいと願いをこめて。

前回の続きです
これからの出会いを一つ一つ大事に・・・とは言っても、大人になってからの出会いについては難しいものがあります。
まだ人生40年生きていない私でさえ、そう思います。

相手の方が
・結婚しているか、していないか、子供がいるか、いないか
・介護をしている人がいるか、いないか、その人自身が元気なのか、持病があるのか
・金銭感覚がどうなのか
など、性格が合う合わない以前に、相手と自分の環境によって、付き合いするうえで心配りをする必要が出てくると思います。
「仕事」として上記のようなことを考慮して、その人に一番、よい解決口を見つけるならともなく、友達としての付き合いでは、その心配りをしてまで付き合うのは面倒だったりもします。

介護や病気で大変な人に、どんなに「大変だね、何かあったら言ってね」と言ってあげることは出来ても、本人を本当に助けてあげたり理解してあげることは難しい。
たまにランチでも・・・と声をかけて、1000円で満足できる人とリッチに3000円くらいかけたい・・・という人では、せっかくのランチもストレスに代わるかもしれません。

私の6人グループ、そのほかの学生時代の友、大人になってから知り合った人・・・長続きしている秘訣はむやみに連絡しない・・・ことかもしれないな~と思っています。
そして、特に6人のバランスは素晴らしい。
私が介護に忙しいとき、誰も連絡をして来ないで、あとでそっと「大丈夫?」とメールがくる。
その「あと」のタイミングも其々に感覚がバラバラなのが絶妙です。
だって、GW帰省後に5人から一斉にメールが来たら、返信が「ありがとう」から「面倒」な気持ちに変わってしまうでしょう。

私の携帯メールはほぼ、土日は休業です。
家族との時間を過ごしているだろう・・・と互いに遠慮しているからでしょう。
まあ、親友の中には昼まで寝ているだろうから起こしてはいかん!という心遣いもあるようですが・・・

大人になってからの出会いは、本当に感覚が合う人を見つけることが学生時代より難しいと思います。
学生時代より背負っている人生が長いですから・・・。
環境も身分も「学校」「学生」だけじゃなくなっていますから・・・。
だからこそ、一つ一つの出会いを大事にしながら、その中で、自分に合うお茶のみ友達を探していくことが大事だと思うのです。
そして、できれば、自分の住まいに近い人の方が、老後は行き来はしやすいですね