老後に限らず、特に女性は話を聞いてほしい生き物だと思います。
そして、「おしゃべり」はお金のかからない楽しみなのかもしれません。
よく私も
「ランチに行きませんか?
」「お茶でもしに我が家に来ませんか?
」と誘ったり誘われたりすることがあります。
いや、息づまってきたときは、
「一度、夕ご飯でもご一緒して話したいです」
と友人にSOSを頼んでしまいます。
美味しいランチやケーキを食べに行きたいのか?息づまってきた話を聞いてほしいのか?
だいたいは、「結果的には」後者の方が多いように思います。
だって、女性同士のそれもかなり親しい友人と食事に行くと、「おいしい」と言われているお店をチョイスしても、適当なお店に入っても、大して、そこの味が気にならない。
というか印象に残っていない・・・ということはありませんか?
主人とだったら、話より、美味しいものを食べたくて出かけるので、帰宅したらそこの店の感想を話したりしますが・・・。
GWに主人が帰省した際、義母は唯一と言ってよい友達に旅行を誘ったが断られていると話していたそうです。
義母は、義父が元気なころは旅行によく出かけていました。
その友達とは旅行に行ったことはありません。
旅慣れしていなければ、まして、70歳を超えてからいきなり友人二人で旅行に行くというのは誘われた方も返事しにくい気がします。
よほどの親友でなければ寝食を共にするのは、気を遣ってしまうかもしれません。
一方、私の叔母。義母とは同い年ですが、元気なころは、決まった同窓生と旅行に2年に1度ほど出かけていました。
しかし、日頃は、近所の人と立ち話をしたり、病院の外来で出会った人とお茶をして帰ってくる、自治会の行事に出かけて話をしてくる・・・という生活でした。
ガスのメーターを見に来てくれる男性の方にも声をかけ、近所の若い奥さんとも話をする。
そして、毎日、大阪の叔母と安否確認を兼ねた電話をする・・・。
今、叔母はあまり出かけられませんが、人との出会いや会話によってある程度、支えられているような気がします。
お茶のみ友達、話相手・・・老後、急にできるものではありません。
毎日、毎日、45人と決められた中で共に1年間を過ごした高校3年の頃、親友と呼べるのは私には6人だけです。
LINEもFacebookもなかった、携帯電話さえなかった時代に出会ったこの6人でいまだに集まれるということは、不思議かもしれません。
どうかお一人さま、出来るだけ、これから出会う1人1人のことを大切にしてください。
その人は、将来の大切な人になるかもしれない。
そして、お一人さま・・・何度も伝えていますが、独身や子供なし夫婦だけのことじゃない。
みんな、みんな、その可能性があります。
そして、親しい中にも「他人」と話すからこそ、少し心くばりもできる会話をする。
耳の遠い叔母も、他人との会話になると、なんで~
と思うくらいスムーズに会話が成り立っていたりする
人との会話・・・それは一番、安上がりでできる老後の楽しみ、いや老後だけでなく、人生の支えとなるかもしれないと思います