主人の言ういい時代 | ぽちこ~おひとり様が行く~

ぽちこ~おひとり様が行く~

「ぽちこ」・・・これは放浪生活を送っていたノラ犬の名前。ぽちこのような安心した老後を見つけたいと願いをこめて。

先日、うちの主人が食器の洗い物をする私に向かって、
「いい時代に生まれてよかった~、ほんと良かったよ~」
と、突然、しみじみと言い出しました。
(えらい、さっきからビール飲んで、おつまみ食べてたのに、どうしたんやろ?)

「なんで?なにが良かったん?」
と答えると、
「原始時代だったら、この木の実も自分で収穫してこないと食べれないだろう?この袋にはいろんな種類の木の実が入っていて、しかも簡単に手に入る」
 
「いい時代って、原始時代まで遡って比べたん?」
「しかも、木の実の収穫は、女の仕事だったから、中にはペチャクチャとしゃべるだけで、手を動かさなくて収穫が少ない人もいただろうし。きっと、俺は木の実をなかなか食べられなかっただろうな・・・」
 
日頃、主人に「口はいいから、手を動かして!」と言われることあり・・・。

男女の違いを解明する原点が、男性の仕事が狩猟、女性の仕事が木の実採りにあると言われています。
頭の構造とか、考え方とか、行動とかに違いがあるのは、古代の人の仕事が大きく関わっていると。
結婚してから、テレビでも2~3度は聞きましたし、本でも紹介されていたりします。

男の人は一度に二つのことをするのは苦手だそうです。
うちの主人などは典型的で、何かをしているときに話をしても、さっぱり通じません。
また話も「主語、述語」をきちんと話さないといけませんし、「結論から言って」と言われます。
獲物を獲得しにいくとき、瞬時にただ一点を目標に走らなければならないご先祖様の血を引いているのでしょうか・・・。
反対に、私もそうですが、女性はおしゃべりするとき、悩んでいるとき、その解決を求めるより、まず過程を聞いてほしい・・・というところを重要視しているように思います。
また楽しかった話や、愚痴話では、話に結論も何もない場合もあります。
それに、何かお茶をしながら、テレビを何となく見ながらでも話は通じていたりします。
周りの女性と話をし、コミュニケーションを取りながら木の実を拾っていたご先祖様の血をひいているのでしょうか・・・。

さて、GWの帰省にあたり、いかに女性にとって老後、会話が楽しみの一つになるか?と感じた話は明日にしましょう。