老後資金のシュミレーションをするにあたりライフイベントを考える | ぽちこ~おひとり様が行く~

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「ぽちこ」・・・これは放浪生活を送っていたノラ犬の名前。ぽちこのような安心した老後を見つけたいと願いをこめて。

老後資金を考えるにあたって、前回までで、期間と現在の自分(ち)の財産がマイナスであるかプラスであるか・・・まで把握できたかと思います。

計算の作業としては、次に収入見込み額と支出見込み額を考える必要があるのですが、その前に、「ライフイベント」「生活設計」について考えなければいけません。

何が起こるか?を全くシュミレーションせずに、収入や支出をシュミレーションはできません。
パソコンのエクセルを利用してもいいですし、手書きでもいいので、年表を作ってみましょう。
この方法も、家計簿の付録の部分に掲載されていたり(我が家が10年以上、毎年、買い続けている家計簿にも、同じようなことが記載されています)、家計や老後資金を考える本などには一般的によく見られる方法だと思います。

表には、夫、妻、子1、子2・・・と家族の欄を作り、それぞれ、○年後には○歳というのを、縦軸でも横軸でもいいので書きます。(言葉ではわかりにくいですね・・・)
お一人さまの場合は、「私の年齢」欄。

そして、イベント欄と作っていきます。
「ライフイベント」です。
夫や妻の「定年」、子供の「各学校の入学の年」「就職の年」「結婚の年」、家計として「家や車など比較的大きな買い物」など。
60歳以降では、「再就職」(当てには出来ませんが・・・)「ボランティア」「パートで働く」、「夫婦での旅行」「家のリフォーム」など。
次にリスク欄を作成。
「定年前の自分たちの病気」「親の介護」「老後の自分たちの病気」「入院や介護施設入所」
などが考えられるでしょうか・・・。

細かく、こだわらないで(考え出したら、キリがありません・・・。子供がきちんと就職するだろうか?とか、結婚するだろうか?とか・・・。マイホームが持てるだろうか?とか、夫が成人病で倒れたらどうしよう?とか)、確実なプランを書きだそうと必死にならず、一般的に自分に起こりうるプランを書き出せばよいかと思います。

次回に続きます。