昨日、ブログを掲載したあとで、お風呂に入りながら、
「まさか、子供が生まれたら一人に1万ずつ貯めたら国立大学に行かせられるだけの貯金ができるんだ~と思う人はいないだろうな」・・・と心配になりました
大学に行くまでには、幼稚園や学校の諸費用、制服代、教科書代があったり、部活動や塾にかかる費用も発生します。
そういうのを省いての「大学の学費」部分ということで、考えてください
マンションのチラシで「映っている車や植栽は販売には含まれません」と注意書きがあって、今はそこまできちんと書いておかないといけない時代・・・、ならばネットでは、もっと勘違いがあるのでは?と心配になりました
私の言いたかったのは、「計算期間」ができるということです。
さてさて本題。
高齢者の平均寿命までは昨日、お伝えしました。
私の場合で計算すると、今年、39歳になるので、
「平均寿命86.35歳-39歳=47,35」・・・これが私が2013年の平均寿命をもとに計算した残りの日数です。(平均余命を使うと若干変わるかも知れませんが、大差はありません)
さて、老後資金のシュミレーションをする際、単純に約47年ではアカンのです。
私の祖母も、旦那の祖母も93歳が寿命でしたし、私の親友のおばあちゃんも90歳を超えて亡くなった人もかなりいますし、ご健在の方も結構いらっしゃいますよね
女優の坂口良子さんや歌舞伎の中村勘三郎さんのようにともに57歳で亡くなられた・・・という場合もありますが、老後資金では、「あまる」より「足らない」場合をきちんと考えなければいけないので、勝手に自分を「早死にタイプ」と決めては危険です。
私の寿命までの47年に+14年すると100歳になるので、61年間の収入と支出を考える方が無難です。さすがに100歳まで考えると、大赤字になりそうだ・・・と悲観になりすぎそうな人はせめて+αして90歳くらいまでの期間を計算するといいかもしれません。
期間はこれでほぼ決まりました。
ちなみに60歳で定年するとしたら、100歳まで私の場合だと(年金を除けば)40年も無収入状態になるわけです
私の中では、年金は月3万くらいもらえたらいい方なんじゃないかな~と根拠もなく、そう諦めています。もし、3万ももらえたら、友達とのお茶代、本代、しまむらでの買い物の楽しみに使います。お小遣い程度の覚悟。
さて、期間が決まったら、次に現在の資産と負債を洗いざらします。
資産「現金・預金」「有価証券(株や国債などの債券)、流動という意味では投資信託もこちらに入れておいた方が無難」「不動産(持家・賃貸ビル・賃貸マンションなど・居住している・していない土地)」
不動産は一応、時価(今、売ったならどれくらいの価格で売れるか)で金額を考える。
そのほかに、保険に入っているならば、もし中途解約したならば戻ってくる金額、満期受取型の保険も一応、資産予定に入れたらよいかと思います。
負債
「住宅ローン」「車のローン」「クレジットローン(100万など大きい金額のもの)」
これは、支払義務のある残高全部です。
簿記の世界と同じ考えでいくと、資産-負債=純資産ですから、これを引くと現時点で自分の財産がプラスなのかマイナスなのか・・・ということがわかります。
これは「大きな家計」なので、楽天カードで買った洋服代が来月に引き落としされる・・・というような日々の家計ではなく、大きな財産を考えてみてください。
さてまた次回以降につづきます。