最初は選択できる「先生」が自分に適した先生であるかどうかは、何度か会って、話を聞いてみないと分からない場合も多いと思います。
医者という「先生」の場合、体調がどこかしら悪くて行くのですから、あまり落ち着いて選んでいる場合も少なかったりします。
風邪でとりあえず、職場近くや家の近所のクリニックに行くことはよくあることです。
それで、治れば支障はないですが、やはり、長期にわたって症状がよくならない・・・というようなことがあれば一度、勇気をだして、医者を変えてみるべきです。
個人開業のクリニックなら紹介状もいりませんから、ちょっぴり初診料を取られて一から病状を説明する手間はありますが、自分の体のことです。
ちなみに、私のかかりつけ医は2軒ほどありますが、様子をみて、しばらくおかしいと「阪大病院」に行った方がいい・・・とか「奈良医大で検査してきた方がいい」・・・と手放してくれます。
選べる先生といえば、資格予備校や習い事の「先生」も選べます。
資格予備校で「有名講師」と言われている先生は、それなりにワケがあります。
しかし、その「先生」が自分に合うかは別問題です。
私は、とある資格試験の有名講師の生講義をわざわざ通信の講師に変更したこともあります。
資格予備校や習い事では、無料体験などもありますから、ぜひ、体験してみて、自分で「先生」を選ぶべきです。
わざわざお金を払っているのですから
そして、私たち士業と言われる「先生」もお客様が選べます。
ずっと宅建業の免許更新を同じ先生に頼んでいるから・・・、付き合いがあるから・・・、とマンネリはしていないでしょうか?
お付き合いは大事です。ただ、その先生がプラスαになっているかどうかを検討したり、価格の見直しをする上で比較することは企業の方や個人にとっても大事です。
また初めて相談されるお客様ですと、どの先生に依頼するかで、「離婚」一つにしても対処の方法が変わると思いますし、「初回無料相談」はぜひ、利用して自分にあった「先生」を選ぶべきだと思います。
そして、選べない先生・・・特に学校の先生にとって、ご自分のクラスや部活の子供、生徒たちは「自分の担当に選ばれた子たちだ」という認識を持って、大切にしていただきたいと思っています。
そして「選べない先生」との出会いの影響は本当に大きいということを改めて思っていただければと思います。
私がそう思うのは、本当に巡り会えた先生が素晴らしい先生方ばかりで、いまだ何人もの先生と年賀状のやりとりをさせて頂いたり、地元で会えば声をかけてくださる方ばかりだからです。
私にとって、それらの先生は永久に「スーパーヒーロー」のようだった「先生」なのです
そして、「選べない先生」であっても、体罰等で悩むような「先生」がいるなら、誰かに相談して、誰かと一緒に立ち向かうことを考えられたらなあ・・・と思います。
「選べない」「変更できない」のですから、言って改善してもらうしかありません。
その逆襲を恐れるかもしれませんが、昔、私の恩師は言いました。
「自殺できる勇気があるくらいなら、その前に何でもできるやろ
」(自殺を考えていたのは私ではありませんでしたが、私が怒られました
)その意見に賛否両論もあるでしょう。追い詰められていたら、別の勇気は出ないと。
でもそいういう考え方もあるということです。