母と叔母が住んでいて、ときどき気になっているものの、日ごろはなかなか帰れません。
「帰れません」ってちょっと言い訳かもしれませんが、実家に帰ると一日仕事になります。
母が正社員で働いていたころまでは、実家への帰省は
「ゆっくりできる時間・場所」でした。
しかし、母が定年を迎え、その後、パートに行きだした約5年ほど前からは、
「帰省は疲れるもの」に変わりつつあります。
いや、この5年の間に、母も歳をとり、家事をそれなりに全般やっていた叔母は胃癌で全摘をし、家に帰ると手伝うことが山のようにあります。
下手すると電球の切れたのをいつまでもそのままにしていたり(もはや二人とも、付け替え方が分からないのがあるようで)、ちょっとした山の中に家があるので、落ち葉もすごいことになっていて、落ち葉掃きもあります。
ほかにも、犬の散歩・おうちの掃除などなど・・・。
さて、明日は、他の用事も兼ねて帰ります。
東京大学市民後見講座の活動の中で、介護施設に行って研修を受けたり、セミナーを開いたりする課題があるのですが(これをしないと修了できません)、私は自分の居住地ではなく、実家のある宇陀市で、成年後見のことを色んな人に知ってほしいと思い(大阪では、それなりに団体もありますが、宇陀市はまだまだだと思います。体制も、市民の意識も。)それで、東大での課題は活動拠点を宇陀市と書いて提出したのです。
それで、明日、東大の文書を持って、施設にお願いに上がるとともに、セミナーを開かせていただく場所を確保しに行く予定です。
施設では、成年被後見人(認知症などで判断能力が低下した本人で、後見開始の審判を受けた人)であるような人と実際にふれあい、コミュニケーションをとったり、お世話させて頂いたり、また施設の方の悩み(後見を中心として)を聞かせていただく時間を提供していただくようお願いに上がります。
実家では、単なるお手伝いにしかすぎないようなことしかしていませんが、きっと、施設では、入居者様ご本人や介護士さんから学ぶことが多いのだろうな~と思います。
まず、受けて入れてくださるか・・・明日、頑張ってきます。