泣きたい気持ちの落ち葉 | ぽちこ~おひとり様が行く~

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「ぽちこ」・・・これは放浪生活を送っていたノラ犬の名前。ぽちこのような安心した老後を見つけたいと願いをこめて。

実家に帰ると、待っていたのは落ち葉掃きでした。
実家は、山に囲まれているという感じの場所なので、落ち葉を竹ぼうきで掃いているうちにもヒラヒラと舞ってきます。
落ち葉を無理して掃かなくても死なない、と叔母や母には言いますが、雨が降ったあとに、濡れた落ち葉に足を、乗せてツルリとなったことがあるので、帰省して放置してもいられません。

坂道を何度も往復しながら考えてしまいました。
草刈りなら、シルバー人材の方に頼んでも年間に何回かのことです。
しかし、落ち葉は季節になると毎日、問題となりますから、業者に頼んでいては、すごい金額になりそうです。
それに、この先、叔母や母に介護が必要になった際、ヘルパーさんがお掃除してくれるのは患者本人の療養、生活している部屋だけです。

しかし、公道に出るための長い坂道もまた生活に欠かせない場所。そこに滑りやすい落ち葉…。
病気になっても、たまの外出が唯一の楽しみになるかもしれない。

「なんでも屋」さんがあるのも知っています。でも、何かもっと気軽に使えるサービスがないか調べなきゃいけないと痛感しています。
そして、田舎と都会での後見人の在り方もまた違ってくるのだろうと強く思いました。
落ち葉掃きは、後見人の仕事ではない。でも、そういう大変さを解決するための情報をたくさん持った後見人でなければ、と思います。
実家でのエピソードは、明日に続きます。