今日は久々に朝から家にいました。
11月も終わりなので、そろそろ時間のある時に掃除をしようと思い、風邪を返上で少し掃除をしていると、ヤマト宅急便さんが。
学生時代の恩師の奥様から「開業祝い」に胡蝶蘭を送ってくださいました
事務所が恥ずかしくなるくらい立派な胡蝶蘭です。
恩師が亡くなってからも、奥様がお花を届けてくださるなんて、本当に幸せものです。
ありがとうございます。
さて、お礼の電話をお昼少し前にさせて頂きました。
恩師が亡くなってからの方が、この奥様に連絡をしたり、お会いしたりする機会ができ、複雑な感じもします。なにせ、お亡くなりになるまで奥様とお会いしたことはありませんでした。
一人暮らしをされているこの奥様と電話で色々とお話しさせて頂きました。
71歳で、最近、風邪が治りにくいことや、眼科・耳鼻科などあっちこっちの病院に行く機会が増えたこと、認知症のテレビがあるとついつい見てしまうこと、お友達とお茶に行かれることなど・・・。
そして、ウン十年ぶりに眩暈を起こして具合が悪くなったこと、そしてその間、息子さんに
「今、お風呂に入ります」「今、お風呂からあがりました」とメールで伝えて生活されていたことなど、親子のコミュニケーションというか、一定の距離を置かれながらも互いに気にかけていらっしゃる関係に素敵だな・・・と思いました。
年配になって、お風呂は結構、危険な場所ですから、眩暈や体調の悪かった後などは確かに安否確認が大事です。
後見をする際にも、これは大事かも・・・と奥様との会話で学びました。
さて、奥様から「延命治療拒否」の話も出ました。
ご親戚の中には日本尊厳死協会に入会されて「尊厳死の宣言書」を書かれているそうです。
奥様も「延命治療拒否」の文書を持っているそうですが、
「署名・捺印をしていないのよ。冷蔵庫に貼っておくつもりなんだけど」
と仰っていたので、失礼だと思いながらも
「ご自身の意思を通したいなら署名・捺印はされた方がいいですよ。冷蔵庫に貼っておけば息子さんや救急隊の方は見てくれるかもしれないけど、署名がないというのは・・・奥様の意思と確定してくださるかどうか」
と言いました。本文についてはご自分で作っておられず、ひな形らしいので、ますます署名が大事です。
ところで、尊厳死を希望する場合には意思表示をする方法として主として2つの方法があります。今日は長くなりましたので、明日、このことについて記載します。
