海外旅行と老後資金と節約 | ぽちこ~おひとり様が行く~

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「ぽちこ」・・・これは放浪生活を送っていたノラ犬の名前。ぽちこのような安心した老後を見つけたいと願いをこめて。

母とのアンコールワット旅行では話すことが山ほどあります。
「旅の思い出」というより、「年老いた母」について話すことがあります。

昨日はちょこっと「健康」について書きましたが、テーマその2は「老後資金」
今の時代、私たちアラフォーは年金をもらえるとは限りません。
母は私がまだ小学校の頃、
「あんたの時代は、年金がもらえない時代になるから、自分でしっかり貯めるしかない」とたびたび話していました
なぜ、母がそう感じていたのか分らないのですが、「年金」というものが理解できない私に話していました。
それが普通だったので、今、年金が減ったとかいう話題になっても
「やっぱりそうなったよな~」としか正直、思っていなかったりします。

しかし、母の予測にプラスして今は、「自分で貯めるにも、給料が上がらない時代」になってしまいました。
でも、1円でも節約して、買いたいものをぐっと我慢して、子供のため、将来のために備えている人は何気に沢山いると思います。
最近でこそ「節約」が美徳のような言葉になったかもしれませんが、「ケチ」というのはマイナスイメージだったりします。
敢えて言いますが、おひとりさまは老後のために、お子さんのいる人は、お子さんが最終学校を卒業してからでいいと思いますがしっかり貯めておくべきだと思います。

生活のため・・・が第一の理由ですが、母のようにお土産売り場にいったら
「あ、これもいいな」
「あ、こっちも安いし」
と、確かにカンボジアの物価と円高の影響でお土産ものは安いのですが、目についた気に入ったものをパッパと買っていたのでは、お金が湯水のごとく出ていきます。
今回は、私が小遣いも出資したのでその分で何とか、納まったようですが・・・。
現役世代の方は、母のような買い物の仕方はしてはいけません。
本当にそれが必要か?価格と品質、自分の使う頻度を考えて購入を決めるべきです。

もし、母が女手一つで私に学校に行かせる必要もなく、浪費家でもなかったら・・・きっとこういう海外旅行に行ったとき、もっと財布の中身と相談しながら買わなくてよかったかも知れない。
もっと頻繁に、母の方から私を旅行に誘ってくれたかもしれない。
老後に資金があるか否かで、老後の楽しみや生活、心のゆとりは明らかに変わってくると感じます。
入ってくるお金が少ない時代・・・しかし、100均やファストファッションに見られるように物価も下がっています(まあ、これが悪循環の不況でしょうけど)。
1円の節約は10年後、20年後の生活を少しゆとりにさせてくれる気がします。
ケチ・・・私は美徳だと思います。だって、ケチったから、アンコールワットに連れていけましたから↓アンコールワットのスーパーマーケットです。