片づけのすすめ | ぽちこ~おひとり様が行く~

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「ぽちこ」・・・これは放浪生活を送っていたノラ犬の名前。ぽちこのような安心した老後を見つけたいと願いをこめて。

連日、叔母の引っ越しの話で恐縮です。

が・・・叔母がもし、日ごろから少しずつ片づけをしていたとしたら、今回の引っ越しはもっとスムーズであった気がします。

実家の叔母は
「あんたに迷惑がかかるから」と言って、割とせっせと捨てるタイプです。
私も結婚してからは、転勤族の妻をしていましたので、なるべく荷物を少なくしたいため、日ごろから捨てるタイプです。

翻ってうちの母親は「団塊世代の新しい物好き
コンビニで変わったお菓子を見つけてはチャレンジ。
私と違って、それなりに美人で洋服もついつい買ってしまうタイプです。
なので、実家では叔母と母親とのイタチごっこというわけですが・・・。
私は、実家の叔母の
「もう~、あんたのお母さんは!片づけない。次から次へと」
と愚痴を聞き、母からは
「片づけようとは思っているねんけどな~。疲れてできないんや~。姉ちゃんは働いたことがないから分からない」
と愚痴を聞き・・・
しかし、なんとかなっているのは、捨てるタイプの叔母と同居しているからでしょう。

そして大阪の叔母・・・。
昔は、きちんとしていました。
いつからあのようなことになったのか不明です。

いつかやろう、いつか・・・では、母も大阪の叔母も片づける日は来ないと思います。
私も結婚するまではそうでした。
でも、引っ越しが続くと「それではあとでひどい目にあう」ということが分かります。
それに、ごみって結構、ごみステーションまで距離があったりすると、重くて体に負担だったりします。
まして、65歳くらいを過ぎてくると大変じゃないでしょうか?
一度に、捨てる必要はありません。
大事なものや思い出の品で、捨てることを迷うならばそれは慌てる必要はないでしょう。
でも、テーブルの上にずっと存在する小物や、期限の切れたクーポンや、なにげに切り取った広告・・・。何年も袖を通さない洋服・・・。もらい物の土産で、部屋には全く馴染んでないもの・・・。

次のごみの日までに、一つでも捨ててほしいと思います。
若い世代も、年配の世代も。
小物を一つ捨てて、翌日に小物を二つ買ったとしても・・・。それは今、あなたが欲しいと思った小物です。少なくとも、一つは物が減っている。
その積み重ねができるか出来ないか・・・。

私の親友で
「Tシャツを捨てすぎて、着るものまで捨ててしまったから、慌ててユニクロに買いに行った」と夏に話していた子がいます。
そして、私に
「何年も捨てずにタンスの肥やしをしていては、ダメ。今から片づけておかないと○○(私)が突然、死んだとき、旦那さんが全部片づけなきゃいけないよ!」
38歳・・・奈良県立平城高校から続く友との会話です