リタイア後40年生きる現実 ~NO.1 | 自由に凛と美しく

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さて、本日はご存知の話題の本「LIFE SHIFT」を読み解く
をいきたいと思います。
 
本来は読書コーナーにさらっと乗っけておこうと
思っていたのですが、こちらがしっくりくるなと思い
お金の教養コーナーに掲示させていただきました。
 
そうですね、私がこの本を読んだのは昨年の今頃、
2017年のゴールデンウイークくらいだったかと思いますが、
最近はやたら人生100年時代だというキャッチフレーズが
あらゆるところに溢れてきている感じにまで
浸透している環境となりました。
 
ファイナンシャルプランナーの立場として
展開するならば、やはりこれは読書感想文ではなく
ライフプランニングというカテゴリに位置するなと
思った次第で、気持ちが向いたら書こうと
思っていた記事でもあります。
 
この本は、ロンドンのビジネススクールの教授の著書で、
世界中に衝撃を与えたという書物です。
米カルフォルニア大学のバークレー校とドイツのマックスプランク
研究所の共同研究による寿命予測がリアルに衝撃的事実として
展開されたことがイメージにインパクトを与えたと思うのですが、
内容はこのようなものでした。
 
▶2007年 先進国に生まれた子供の半数が104歳まで生きる
 長寿国日本においては、107歳まで生きる。
 
▶2016年において現在40歳以上の人は95歳以上、
 60歳以上の人は90歳以上、現在20歳の人は100歳以上
 生きる確率が半分以上ある。
 
▶先進国の寿命はこの200年間ずっと一直線に延びてきている。
 減速の兆しはない。
 
 
つまり、国が発表している平均寿命は「ピリオド平均寿命」の
公表であり今後の長寿化を計算にいれた「コーホート平均寿命」
になっていないのです。
 
勘のいいかたは今気づかれたかと思いますが、
このペースは先進国ではほぼ右肩上がりの状態ですので
実際に公表されている指標や想定など
何の意味ももたないと見えてしまうのは否めないという
現実がそこにあることを示しています。
 
健康に対する啓もうキャンペーンや病気の早期発見、治療法の向上、
まだまだ人間の寿命は延びていくのです。
 
それは、書物を使ってしか公表できないのです。
国が認めるわけにはいかない、それが現実です。
 
IT化についていけない大人たちはそれを知って
パニックになるしかないのですから、
仕方ないなと感じます。
 
今の60代はリタイヤしてもハードなスポーツをしたり
おしゃれで若々しい人がたくさんいますね。
まだまだバリバリ働ける余力も満開です。
とにかく年齢を感じさせることなく、非常に若い
昔の60代とはくらべものにならないくらいの
おじさんたちがたくさんいるという現実があります。
 
私たちは上の世代をみて想定していたよりも
はるかに長生きをする可能性が高いのです。
 
それは、現実です。
こういった現実から目を背けず、
自分の認識を改めなくてはなりません。
 
「人生80年」ではなくなりました。
 
さあ、あなたはどうやってこれからの
長い人生、見積もり直しますか?
 
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今日もなにかのヒントになれば

嬉しいです。

 

 

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