アメリカNo1企業のマーケティング手法の違いから痛感した、”webアナリスト”に必要な3つのスキ | cosmopolitan

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某アメリカの大手メーカでwebとリアル含めたマーケティング戦略を
担当している(実質CMOのNo2の方)クリスさんに勉強会を開いてもらいました。

一言でいうと日本のマーケティングは7年遅れているそうです
ほんとーって最初はおもいましたが、勉強会のあとは納得あせる

主にデータ集計のスピード、ガバナンス、ソーシャルのマーケティング施策
が遅れてると痛感しました。

その中であらためてアナリストに必要な3つのスキルセットを考えてみました。



データ加工/集計スキル
 1.どのようなデータを集めたら、目的の数字が算出できるかを考えるスキル
  →ログでもとれる量は多いです。
  参照元が知りたいときも、リファラーと参照ドメインと、キャンペーンコードを
  使用している場合はそれもありますよね。
  またどのようにとれているかも変わります。
  リファラーなら、正確だけど、GETパラメータがついていて整形しないと使えない
  キャンペーンコードははるのをわすれているケースがあったり、うまくとれていないことも
  たまにある。
  それぞれの制約をかんがみて、スピードと正確さを天秤にかけて判断する。これが必要だとおもいます

 2.データを整形できるスキル
  →これはよくデータの落とし方の制約で、PV単位でレコードが生成されて
  いたりすると、セッションごとに整形したいというようなことがあります
  おそらくツールによる差はあれど、この作業がゼロになることはないはず。
  アメリカのアナリストは、RUBYやPythonが使えるそうです。
  私は今までマクロとかVBAでやっていましたが、RubyやPythonのほうがベターですね
  なぜかというと汎用性があるのと、DBさえあれば拡張性があること。
  


データの可視化
 意思決定者にどのように見せるか
   →いまはエクセルのクロス集計、グラフ作成
   これをTableauを使用してCMOに見せているそうです。



統計スキル
 統計分析手法/ 有意差検定手法
  →ABテストでCVRの差がでました。
  その差は誤差だったのか、統計的には有意な差があったのかを検定する手法で使用します
  私たちは簡単なツールを作って、アナリストが判断しています
  統計手法だけを頼りに判断するわけではないのですが、アナリストとしては数字におぼれないためにも知っておくべきことだと思います。