青函トンネル入口広場に行ってきました。 | 仙台はやての乗り鉄旅行ブログ

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青森県東津軽郡今別町大字浜名字黒崎地内、ここには青函トンネルの青森県側入口があります。

龍飛崎付近には定点がありますが、トンネル入口は結構離れています。

 


2015年に展望台が整備され、タイミングが良ければ、走行する新幹線や貨物列車を綺麗に撮影することができます。

 

時刻表にはおおよその通過時刻が掲載されており、通過する直前には音が鳴るそうです(時間の都合上、待てませんでした…)


トンネル入口上部には青函隧道と書かれていますが、これはトンネル開業当時に内閣総理大臣だった中曽根康弘首相が書いたものです。
中曽根首相は先進導坑最後の発破を行った首相でもあり、電話回線で北海道と青森を陸続きにするという当時としては先進的な試みを行っています。


駐車場の近くには神社があります。
本坑を貫通した際に掘り出された石を祀ってあります。
なにか御利益はあるんでしょうか。


H5系風な建物はトイレです。

この広場は三厩駅から車で5分くらいの位置にありますが、2.5kmほど離れているので徒歩で訪れるのは難しそうです。

 

 

 

 

青函トンネル記念館の記事では触れませんでしたが、新幹線と貨物列車が共用で使用する青函トンネルでは、新幹線はあえてスピートダウンをして160km/hで走行しています。

ここを通過する際も新幹線の割にはゆっくりと通過していきます。

 

その理由としては、貨物列車は最高速度110km/hなので高速で走行すると追いついてしまうこともありますが、他にも新幹線が200km/h以上の高速で走行するとすれ違い時に重量の軽い貨物車が風圧によって脱線する可能性があるのではないかとも言われています。

 

もっとスピードアップするための抜本的な解決策は今のところはなく、貨物列車や車も通れる第二青函トンネルの構想もありますが、今後どうするのかが注目されます。