前沢牛はJA岩手ふるさとによって商標登録された牛肉の銘柄ですが、一般には主に岩手県奥州市前沢で一定の基準をクリアして育てられた黒毛和牛のことで、三大和牛とも言われています。
ちなみに三大和牛と言っておきながら近江牛、神戸牛、松阪牛、米沢牛と3つ以上はあるので定義は曖昧です。
その中でも有名なお店が肉のオガタとなります。
オガタでは前沢牛はもちろん、自社牧場で育てられた小形牧場牛も提供するなどこだわりの逸品が食べられます。
貧乏なので普段は食べられないのですが、羽振りが良い友人が食べさせてくれるということで遠慮なく食べてきました。
今回訪問した牛匠おがた駅東店は東北本線の前沢駅近くにあり、中尊寺から車で10分くらいの場所です。
入口では牛がお出迎え。
店内に入るとたくさんのトロフィーや賞状があり、優秀なお店であることが分かります。
友人たちは先程の牛の前でバカ騒ぎしていたのがちょっと恥ずかしくなりました(苦笑)
大量のサイン色紙もあり、多くの芸能人が訪れているのが分かります。
席に着いて最初に食べてたのが肉の寿司です。
口の中に入れると肉の脂が溶けていき、舌の上いっぱいに脂が広がっていきます。
最初から感動していました。
ご馳走になってしまうとは言え、様々な部位を用意して頂きました。
一番手前のヒレは『どこら辺がヒレなんだろう…?』って言うくらいサシが入っていたのですが、カルビやバラに比べて噛みごたえがあったので最後まで脂を楽しむことが出来ました。
口の中でとろける肉って食レポでよく聞く表現ながらも経験したことが無かったのですが、オガタの肉は舌の上で本当に溶けていくので衝撃を受けました。
年々歳を重ねるにつれて、牛肉を食べた後に脂が強くて負けてしまい、少し具合が悪くなることがあるのですが、ここではそういったことが無かったので本当に良いものはそんなことは起きないと実感しました。
しばらく食べられることが出来ない高級なお肉、ごちそうさまでした。
普通に頼むと手が届きにくいですが、ふるさと納税ならば注文できそうな気がします。