箱根フリーパスを使ってみた。 | 仙台はやての乗り鉄旅行ブログ

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仙台を拠点として、色々な鉄道に乗っていきます。
他にも船や飛行機、レンタカーと活動範囲を拡大中です。
最近はホテルのレビューにも挑戦中です。

 

箱根とは

 

もはや説明不要なレベルで有名な観光地、神奈川県にある『箱根』

数々の温泉、芦ノ湖や大涌谷など自然の景色、多くの美術館が点在します。

 

しかしながら、一言に箱根と行っても非常に広く、自家用車やレンタカーで回ろうものなら渋滞に巻き込まれて効率が悪くなってしまいます。

そこで今回使ったのは箱根フリーパスです。

 

 

箱根フリーパスとは

箱根ナビより

箱根フリーパスは箱根ゴールデンルートと呼ばれる以上の乗り物が乗り放題となります。

通常時は小田原発着が2日間で5,000円とそれでも安いのですが、2023年秋はデジタル版が『かながわ鉄道割』の対象となってり、最大で3割引となっており、平日3,500円で周遊することが出来てしまいます。

また、小田急沿線発着のチケットも販売されており、特急券を購入すればロマンスカーで箱根湯本までダイレクトに行けます。

 

 

逆回り

箱根ゴールデンルートは箱根湯本をスタート地点として、箱根登山鉄道で強羅へ向かい、ケーブルカーとロープウェイで大涌谷、その後、桃源台から海賊船に乗って、元箱根へ向かうというのが基本ルートになっています。

でも平日でも混んでいるので少しでも混雑を避けたい…と思う方にオススメなのは逆回りです。

乗り物は別に一方通行で運行されているわけではなく、逆から回ることにデメリットはありません。

 

コツはバスの使い方

私は東海道線を使い、小田原駅に到着したのですが、ここから箱根登山線…ではなく、元箱根・箱根港行や桃源台行のバスが出ており、乗換なしで直接行けます。

 

桃源台へ向かうバスは美術館が多くある仙石原を経由するので、大涌谷は2日目行こうとか強羅に宿を取ったけどまだ時間には早いから時間を潰してから行こうとかルートに柔軟性をもたせることが出来ます。

なお、ライオンのマークがついた西武系列のバスは乗れません、ご注意ください。

 

土日はもちろん、平日であってもバスは本数が多く、混雑する時間帯には増便を行なっているので安心して移動できます。

 

 

主要観光地・大涌谷

THE・温泉地の光景が見られるが大涌谷です。

 

ここの温泉を利用した黒玉子で有名なので買おうかと思ったのですが4個セットでバラ売りしてなかったので、諦めました、残念…。

 

ここはロープウェイが便利です。

平日にも関わらず、一本道のせいか道路が混雑しており、ちょっとビックリしました。

 

主要観光地・強羅

強羅は宿泊施設が多く、強羅公園に箱根美術館があり、拠点とされる方が多いと思います。

 

箱根フリーパスを持っていると強羅公園の入場料は無料になります。

箱根登山鉄道とケーブルカーが出ており、芦ノ湖方面にも宮ノ下方面にも向かう場合は便利な場所です。

 

主要観光地・元箱根

芦ノ湖や箱根神社があるのが元箱根です。

 

箱根神社の鳥居に来たのですが…おいおい、有名撮影スポットとは言え、人多すぎだろ…。

ちょうど中国人観光客の団体が来たようでタイミングが悪かったです。

 

開運やパワースポットでも有名です。

 

鉄道は無いのでバスで来るか船で来るのかどちらかになる場所なので、夕方に来るとバスの待機列ができていました。

ちなみに箱根駅伝のゴールがあるのは『箱根町』であって、元箱根ではありません。

 

海賊船は箱根町港も元箱根港も両方へ立ち寄ります。

海賊船は特別船室があり、前方室や前方デッキに入れるのですが、箱根フリーパスを提示すると2割引で480円となります。

この追加料金を払っている人は少なく、優先的に乗船もできるので芦ノ湖をより良い環境で撮影したい方は課金して損は無いです。

 

注意点

箱根は手軽に来れるせいかど行き当たりばったりで悩んでいる人が多く見受けられました。

バス停で『◯◯行きますか?』って運転手に聞いてる人が多かったです。

そのせいか時間に余裕にある運転手さんは行き方をまできちんと教えている方も多く、しかも日本語だけではなく英語でも教えていたので箱根登山バスの運転手さんは非常に優秀です。

 

一例を挙げると強羅へ行く場合、バスよりも箱根登山鉄道を使った方が乗り間違いが無いのですが、バスが色々なところへ直通しているせいか聞いてる方が多かったです。

 

また、夕方になるとロープウェイや海賊船の営業が終了することを知らずに悩んでいる人もチラホラ(大人なのに海賊船の窓口で声を荒げてしまっているおばさんが…)

 

自分の行きたい施設をいくつかピックアップして、営業時間を考慮しつつ、移動するのがポイントになると思います。