京都鉄道博物館とは
2016年4月に開館した京都鉄道博物館、大阪にあった交通科学博物館と梅小路蒸気機関車館を合体させて拡張した日本で一番大き『かった』鉄道博物館です(大宮の鉄道博物館が増床したため)。
2016年11月に初訪問したものの来場者も多く、写真が上手く撮れなかったので、ようやく再訪することができました。
エントランス
2016年に初めて訪れた時は市営バスで訪問しましたが、2019年に『梅小路京都西駅』が開業し、ますます訪問しやすくなりました。
なお、今回もバスで来ました(苦笑)
エントランスは鉄道系の博物館では一番立派です。
プロムナード
入場すると屋外展示が並びます。
屋根はあるので、雨が降っていても安心です。
初代新幹線0系。
4両が展示されていますが、うち3両は1次車の先行製造車で鴨宮モデル線を走った車両の一部、もう1両も2次車ということでかなり初期の車両になります。
グリーン車やビュッフェがオリジナルの状態で保存されているのは日本でもここだけです。
運転席も見ることが出来ます。
日本全国で0系が保存・展示されていますが、色々な0系を見れるのはここだけです。
C62蒸気機関車26号機。
日本最大の旅客用蒸気機関車ですが、現存5両のうち3両がここにあります。
『銀河鉄道999』の牽引機のモチーフとして有名です。
国鉄80系電車、『湘南電車』と呼ばれる東海道線電車の元祖です。
JR東日本のE231系やE233系はこの湘南色を受け継いだカラーリングになっています。
ただし、ここに保管されているのは3枚窓タイプで、写真や他の形式に影響を与えた2枚窓タイプは保存車がありませんが、そもそも80系電車そのものもここにあるのみです。
ナシ20形はブルートレインの食堂車として活躍しました。
内部は今も博物館の食堂車として使われていますが、あまり原型は残っていません。
雰囲気だけでも味わえればいいのかなと思います。
大阪の交通科学博物館にあった頃、ここでカレーライスを食べたのを思い出しました。
他にも戦前の客車やDD54に103系とここだけでもボリュームいっぱいですが、ようやく本館の中へ入ります。
隣にトワイライトプラザもあるのですが夏に歩き回ると結構体力を奪われます。
次回へ続く