JR東日本パスとは
JR東日本全線(+7つの鉄道会社)の新幹線・特急・普通列車の普通車自由席が乗り放題になる魔法の切符です
![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
設定期間は3月2日(木)〜3月15日(水)の14日間、利用開始の3日前までに購入が必要となります。
こういうきっぷが売ることが最近では珍しいJR東日本ですが、大きな制約として3日間で指定席はたった4回しか乗れないし、自由席に乗らざるを得ない場面も多いと思いますのでコツや傾向を伝えたいと思います。
4回中、まずはやぶさ・こまち・つばさで使う
これらの新幹線は関東から東北まで直通で一気に短時間で移動できるので最優先で切符を取りましょう。
みんな思うことは同じなので早く座席を確保しないと満席になります。
自由席は始発駅から乗る
下りの新幹線で大宮から自由席に乗ると着席の可能性はグッと下がります。
特に土曜日の朝や日曜日の夕方は東京駅発車時点で満席だと思います。
通勤時間帯の関東近郊の新幹線自由席は避ける
平日は休日よりも列車は空いているかもしれませんが、新幹線は通勤利用も多く、この期間は自由席が大混雑します。
この時間は指定券を確保するか長距離利用が多いはやぶさ・こまちへ乗った方が良いでしょう。
参考動画を貼っておきます。
自由席の両数を確認する
例えば、上越新幹線ときは自由席の両数がフレキシブルに変化します。
最短で3両ですが、長い時は5両くらいまで増えます。
何号車まで指定席として売られているかを確認すれば自由席の両数が分かるのでわざわざ指定席の権利を使わずに済むかもしれません。
(ちなみに画像は新潟15:37発とき330号です。)
編成が短い特急の自由席は覚悟して乗る
普段はガラガラなつがるはデッキに溢れるくらい人が乗ります。
本数も両数も少ない特急は混みます。
また乗るならば前述の通り、始発駅から乗りましょう。
新幹線接続駅は新青森ですが、1本前のはやぶさに乗って、始発の青森へ行ってから乗るような計画が求められます。
3分すぎ辺りで特急つがるに乗車しているのですが、大混雑しています。
次点で混むのはしらゆき、こちらも4両編成なので混雑する傾向にあります。
いなほは7両と長い方ですが、秋田まで行くのは3往復しかなく、指定席の権利を消費したがらないせいか混雑気味のようです。
ちなみに今回は引退が迫る651系あかぎ・草津も混雑すると予想しています。
本数が少ない地方ローカル線の普通列車も覚悟して乗る
只見線や山田線のような1日数本しか無い路線は青春18きっぷシーズンと同様に混雑します。
普段1両編成のところが、2両くらいに増結されますが、混雑は首都圏の朝ラッシュ並になります。
在来線乗り放題のきっぷは度々売り出されるのでこういう時に乗らない方がいいと思います。
どうしても乗るならば、駅員に停止位置をきちんと確認してから(遅くとも)30分前には並ばないと長時間立つだけの苦行になると思います。
この動画では期間中に山田線に乗車しているのですが、混雑しているのが分かります。
特急の指定席を買うことも視野に
中央線あずさ、常磐線ひたち、東海道線踊り子など首都圏の多くの特急は自由席がありません。
例えば、松本から新宿までの長距離ならば1回分使う価値がありますが、金額的にも新幹線に比べるともったいない感じがします。
なお、100km前後の特急料金はそれほど高くありません。
運賃部分は適用になるので短距離で特急に乗るならばちょっと課金するのも予算と相談しつつアリです。
チケットレス対応の特急は特急料金は安価に設定されています。
(大きな声では言えませんが、つがる、いなほ、しらゆきは乗継割引が適用される特急なのでやり方次第では安く買えます)
最後に…
世間一般ではこの切符について『神きっぷ』と祀り上げられていて、安い安いお得お得と騒がれていますが、お得に使えるかどうかは計画次第となります。
あまり乗らない場合は週末パスやホテルとセットのツアー商品の方が安いかもしれません。
また50歳以上の方は完全上位互換である大人の休日倶楽部パスが定期的に発売されており、わざわざこのきっぷを買わなくても機会を待ちましょう。
ちなみに次の利用可能期間は6月22日(木)~7月4日(火)です。
4日間乗り放題で15,270円、指定席6回、年会費とカードで2,624円なのでそれでもまだお得です。
ご利用は計画的に。
(昔に発売された三連休パス、新幹線改札を通った時に印字された文字がずらり)
なお、私は10月に参戦できなかったので買うつもりです。