13日の地震、その後の影響。 | 仙台はやての乗り鉄旅行ブログ

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2月13日23時頃の地震、みなさん大丈夫だったでしょうか?

私の住む仙台も震災以降では一番揺れたように思います。

仙台や多賀城では昨日水道水から灯油の臭いがすることが分かり、その影響で断水している地域もあります。

どうやらダムの取水口近くの家から灯油が漏れていたようですが、その家はしばらく噂になりそうですね…。

 

今回、JR各路線は13日と14日こそ安全点検で運休しましたが、多くの路線では運転を再開しています。

14日は低気圧の接近で地震ではない理由で運休している路線も多かったですが…。

 

そういった中、最も被害が大きかったのは災害でも強いと言われる東北新幹線です。

 

主に福島県内の架線を支える電柱が傾いていており、運転再開に10日程度を要するとのことで、単純計算で来週の天皇誕生日23日は運転を再開すると思われます。

詳しくはJR東日本のHPや駅の案内をご確認ください。

 

この突然の地震と新幹線の運休に最も早く動いたのがJRバス東北でした。

翌日14日の仙台・新宿号は普段3列シート車1台で運行されるのですが、4号車まで運行したようです。

コロナ禍で運行本数を半分まで減便していましたが、現在では減便を一旦中止し、JRバス関東、東日本急行、成田空港交通、ジェイアールバステックと共同で増便をして対応に当たっています。

東日本大震災でも新幹線が1ヶ月強運休した際にはJRバスは他社と協力してバスの増便を行っていましたが、いくら運転手の仕事が減っているとは言え、迅速な対応は素晴らしいなと思います。

災害対応マニュアルの徹底・教育が社員に行き届いているでしょうね。

 

また常磐線においても新幹線運転再開までいわき止まり特急ひたちの一部を快速として、仙台まで延長運転することとしています。

ちなみに2月15日に運行された『ひたち22号』は強風の影響により4時間遅れで18時に仙台を発車したのですが、その後も強風により途中で運転中止にしつつも受験シーズンということもあり打ち切りにせず最後まで運転を続け、翌16日2:38に上野に到着したとのことです。

 

自然災害なので設備が壊れることは仕方がないのもありますが、逆に新幹線だけが運休するというのも非常に不思議な現象だなと感じます。

高架橋だったので新幹線は被害を受けてしまったということのようですが、この教訓を生かして、補修・補強いくんだろうと期待しています。

また、コロナ禍において東北~首都圏での移動人口は多いことも気付かされました。

ワクチンの接種も始まったので、感染収束に向けて進んでいってほしいです。