名鉄5300系 乗車記 | 仙台はやての乗り鉄旅行ブログ

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1986年に登場した急行型2扉クロスシート車が5700系、足回りを別の車両から流用して作られたのが5300系です。

大きな特徴は追加料金なしで展望車を利用できる点です。

老朽化というのもありますが2扉車ということで使い勝手がイマイチのせいか廃車が進んでいます。

 

左右非対称の前面窓になっています。

ほんの少しだけですがガラスは傾斜しています。

 

シートピッチは標準900mmです。

しかし乗務員室の車掌側が1085ミリとなっています。

2列約8人分の展望席があります。

座席は固定ではなく、転換クロスシートになっています。

車掌側の真後ろは大きな箱が少し邪魔ですが追加料金不要の列車としては特等席です。

また親子3人でも座れるように横にも前にも広く出来ています。

ロマンスカーとしてはお馴染みの速度計があります。

普通運用だったのであまり見ることはありませんでした。

 

一般車も転換クロスシートが並んでいます。
車端部のみロングシート、ドアは大きめの両開きで申し訳程度の通勤対策になっています。
出入り口付近の収納席はLEDランプが点灯時に使うことができます。

名鉄知識がほとんど無い状態で乗りましたが、JRと競争する名鉄だけあって流石のクオリティだなと思いました。
クロスシートの中でも座席はとてもゆったり作られていると思います。
ただし、朝の通勤時間帯に急行以上の運用する場合には混雑しそうだなと思います。
同系列が続々と廃車回送されているので乗車はお早めに。