1月に九州に行った際、旅の締めくくりに九州鉄道記念館に行きました。
場所は小倉から電車で15分、終着駅の門司港駅近くにあります。
入口には9600型蒸気機関車があります。
その隣にはスペースの問題なんでしょうが、なんともシュールなカットモデルたちが並んでいます。
C59型の1号機。
このED72は暖房用ボイラーを載せていたとのことで、軽く驚きました。
もちろん晩年は電気で暖房を取っていたようです。
製造当初はガソリンエンジンで走っていたようですね。
いかにも田舎を走っていた国鉄という雰囲気でした。
この辺りから私でも見覚えのある481系です。
東北で活躍後、九州に転属となり、小倉工場に保管されていたようです。
車内は簡易リクライニングシートで、立つと元の位置に戻ります。
窓の位置もやや高めですね。
581系ですが…。
715系として改造されたため、車内はセミクロスシートになっています。
よくもこれを普通列車に改造したな、と思います。
14系寝台客車です。
東京から九州各地へ向かう夜行列車として最近まで活躍していた車両です。
現役時代は乗ったことありませんが、感想としては思ったよりも広い空間でした。
でも当時追加料金が6,300円掛かっていたのを考えると少し高いように感じてしまいますね。
基本的に屋外展示ですが、室内展示もあります。
珍しいところで言えば、ヘッドマークよりも787系で使われていたビュッフェのカウンターでしょうか。
さいたまの鉄道博物館、名古屋のリニア館、京都の鉄道博物館に比べるとそもそも屋外なので保存状態がイマイチな部分はあります。
展示方法や規模は横川にある碓氷峠鉄道文化むらに近いような印象を受けました。
東京から九州まで夜行列車を何度も利用した人には懐かしい14系客車が他の博物館との大きな違いでしょうか?
蒸気機関車に関してはあまり知識がありませんので、その点に関しては触れる能力がありません。
写真にはありませんが、ド平日だったので、運転シミュレータが遊びたい放題だったのは嬉しかったです(笑)