最近、お店が暇ということもあり、朝のうちにほとんど仕事が終わってしまう。
内の店の従業員のレベルが上がった事、去年よりも一人社員が多いことも影響してる。
みんな慣れてくるとどうしても先に先に仕事をしてしまう。
悪いことじゃないけど、作業になって、とにかく早く終わらせて、早く帰ろうという雰囲気。
作業になると生地を見ずに時間で、発酵来てないのに次の工程へ。確認の仕事を抜く傾向になりがち。
パンにはイースト菌が入っていて生きている。
イーストは砂糖を餌にして、ガスを出してパンは膨らむ。
発酵が鈍いと焼いた時にパンは膨らまないし。反対に発酵しすぎた生地は甘味のないパサパサのパンになる。
イーストが発酵しやすい気温があるから工場の温度が一定でない工場は
生地を見ないといいものがでない。
作業にすると生地見なくていいし、スムーズに段取り組めるけど、いいパンは出ない。
自分も作業になるなって考えてる時に前にテレビで放送されてたパン屋のことを思い出した。
そこではその店のオーナーの人がパンを焼きあげた時に「パンがパチパチいってパンが焼いてくれてありがとーって言ってるんですよ」って言ってた。何言ってるんだ、このおじさんはと思って聞いてたけど。
愛着のあるパンに対してそう思うのは普通なのかもしれない。
一つ一つの生地に飼い犬のように愛着を持って接することはいい商品が出るし、どうすればもっといい物が出せるかにも繋がる。
パンと会話ができるって人もパンと遊んでる、楽しんでるってとこからやってるのかもしれない。なんでも考えようで自分を向上できる。
愛着を持ってパンを触ろうと今日は取り組んだ。
すると、今日のバターロールめっちゃいい出来で、窯から出た時はすごくうれしかった。
これからもこういう感覚で続けます。