病院から処方されたお薬は

睡眠薬
抗不安薬(眠前、強め)
抗不安薬(頓服、弱め)
心を落ち着かせる漢方薬

以上の4つの薬を処方されました。




自宅に帰ってまず、漢方薬を飲みました。


数時間経っても、これといって変化は感じません。



夜11時ごろ


寝る前の抗不安薬
睡眠薬


を飲み眠りにつきました。


次の日の日曜日、効きすぎて昼の2時まで目が覚めませんでした。



飲み始めたのが遅かったと反省して

次の日は早めに飲みましたが、


月曜日、朝起きたらもう6時半を回っています。


焦点は定まらないし、ふらつき、足がもつれます。


まっすぐ歩くことができません。


あたくしは、給与計算の途中であっため、


仕事に行くつもりで身支度をしようとしました。


そんなあたくしを、タイソンは泣きながら止めました。


そんなになってまで、行かなくていいと。


その言葉に、観念してあたくしは、ウトウトしはじめました。


意識がぼんやりしていたからか


タイソンは、辞めることを伝えると言っていたのに、


あたくしは休む連絡をいれてくれると思っていました。



意識がはっきりして、退職すると伝えたことがわかりました。


それは、正しい判断でした。


仕事がハード過ぎるのをずっとサポートしながら見守ってきたタイソンが


もう我慢ができないと声をあげたのです。


そのタイソンの判断は正しかったことが後でわかってきます。








退職することになって休んだ次の日、


とりあえず引き継ぎをしなければと思い


ふらつきの危険があったので、薬を飲まずに事務所に向かいました。


着いたのが、ちょうどお昼休みでした。


同僚の皆さんたちに挨拶をすると


涙が止まらなくなりました。


今まで、皆さんと助け合ってなんとか乗り越えてきたのです。


皆さん、本当に親切でしたし、和気あいあいと楽しい職場でした。


困ったらいつも誰かが飛んできて、助けてくれました。


お電話で理不尽な言葉を投げられたりした時は、


同僚がいつのまにか傍にいて


頭を撫でてくれました。


あたくしは、皆さんのおかげで本当に幸せな時間を過ごさせていただきました。







自分の荷物片付けている時、


食事か歯磨きに出ていた同僚が戻ってきました。


とても良くしていただいた方でした。


いつも気にかけてくださって、暖かい言葉をくださいました。


いつも楽しそうに笑う方で、その魅力に誰もが惹かれるような方でした。


子どもたちも同じ学校だったため、 


いつも子どものことで、話題を作ってくださって


あたくしの心を和らげて下さいました。



もう、色々なことが思い出され、涙が止まらなくなりました。


呼吸困難を起こしそうなほど泣きじゃくるあたくしを心配して


その方が、そんなに泣いたらダメと言って


椅子に座らせてくださいました。


同僚の皆さんは、あたくしの仕事が回っていないことをわかっていながら


ご自分たちの仕事をこなすのが精一杯になっていて


気が回らなかったと後悔してらっしゃいました。



他人に気が回らないくらい、皆さんの仕事が手一杯であったことは


十分過ぎる程わかっていましたし、


みんな必死でした。


同僚の皆さんになんの罪も落ち度もありません。


結局、皆さんや先生からの勧めにより、


退職するのを撤回し、1カ月休業することになりました。


オーバーワークにならないよう


戻れるよう整えておくから待っていてと同僚の皆さんは言ってくださいました。



いつまででも待っているよと。














今、あたくしは、戻るべきか辞めるか決断ができないでいます。


家族のことを考えたら、もちろん辞めるべきです。


この事務所にいては、家族のことが疎かになってしまうからです。


どんな条件を提示されても、なし崩しになるような気がします。



でも、優しかった皆さんのことが思い出され、


裏切るような気がして決断できずにいます。


休業している理由  6  へ

不眠が1週間ほど続いた金曜日


あたくしは、自分でも自分がおかしいと感じていました。



2週間ほど前から、あたくしは毎日、


仕事に向かう車の中で、号泣していました。


苦しくてたまりません。

逃げ出したくてたまりません。

逃げちゃダメ、きちんと向き合わないと!


あたくしなら必ず乗り越えられる!


と自分を鼓舞し、なんとかこなしておりました。



そう思っているのに、この日は、何だかぼんやりして、仕事が捗りません。


無意識に仕事中に歌を歌ってしまいます。




数日前から食欲がなく、お腹を壊していて、


身体に力が湧いてきません。



塩分や糖分があるものを受け付けなくなっていました。



しばらくごはんは、身体のことを考え、


玄米に何も加えず味のないオニギリ作って食べていました。


相変わらずまで、動悸、息切れがします。


その日はそれに加えて、胸が痛くて苦しかったのです。









この日は、本当はゴールデンウィークの代休を取る予定でしたが、



仕事が進まなかったため、出勤していました。



同僚たちに誘われ、3人で久しぶりにランチに行きました。



食欲がないけど、大好きな同僚たちと食べる食事は


楽しくて、美味しくて、いつもよりたくさん食べることができました。






そのあと午後からのことはよく覚えていません。


夜遅くまで残っていた私を心配して、


同僚たちが早く帰るように言いました。


まだ終わらないことを伝え、


次の日、休日出勤して良いかと上司にきく私に


同僚たちは更に言いました。


そんなに知恵さんだけ大変な思いをすることなんかないんだと。


みんなで一緒にこなせばいいよと。


思いやりの気持ちから言ってくれたことはわかっています。



でも、繁忙期業務がどれだけの量こなさなければならないか


他の方たちは、ほとんど理解していませんでしたし



もうその時点で、スケジュール的に随分と遅れていることに


誰も気がついていませんでした。


仕事の進め方をどうしたら良いかわからなくなっていた業務について


親身になってくださり、アドバイスをいただきました。



それでも、もうどんなに頑張っても間に合わないという諦めから


あたくしは、仕事を半ば放り出して帰路につくことにしました。











次の日、休日出勤するか迷いましたが



思い切って、出勤せず精神科にかかることにしました。


とにかく不眠をなんとかしなければなりません。


どんどん体が衰弱してくるのがわかっていたからです。






朝一ですぐ精神科の病院に予約を入れました。


夫、タイソンにどう説明したのかもよく覚えていません。


とにかく精神科にかかることを伝えて車で向かいました。






病院の待合室は、落ち着いた雰囲気の、


ゆったりできる空間でした。


診察時間は初回ということもあり


結構長めにとってくれていました。


あたくしは、薬を服用しながら今まで通り仕事をこなしたいと考えていました。


そんなあたくしに先生は、薬の処方だけでは良くならないと仰いました。



正直、あたくしは戸惑いました。


先生は続けてこうおっしゃいました。


働きすぎによってこんな状態になっているんですから


あなたには休養が必要ですと。




あたくしは必死で休業できない理由を伝えました。



今、繁忙期であること。


人不足のまま解決しておらず、同僚も苦しんでいること。


同僚たちが繁忙期業務の経験があまりなく


流れがわかっていないこと。



雇っていただいた恩があるのに、こんな忙しい時に休んで仇で返すようなことはしたくないと。





それに対して先生はこう答えられました。


じゃあ、あなたが生活に困って100万くらい貸してもらっているんですか?と。


それくらいしていただいていたら恩がありますよね?


もしそうでないなら、あなたが休業しようがなんとか組織は回っていくんです。


今、あなたがうちに来てくれたから良かったけど、


もっと追い詰められて、もっと深刻な病気になったらどうするんですか。


もっと深刻な例えば鬱病にでもなったら?


心だけでなく、体も壊しかねないんですよ?


と少々厳しい口調で先生はおっしゃいました。


その言葉に納得がいったので、いすれ休業を申し出よう


と、その時は思っていました。



休業している理由 5 へつづく

ゴールデンウィークが終わり


休業までのカウントダウンが始まりました。


その頃、事務所は怒涛のような忙しさでした。


電話がひっきりなしにかかってきます。


電話応対や相談業務に追われ


せっかく休日出勤をして目処がついていた仕事が


またどんどん溜まっていきます。









ゴールデンウィークから1週間が過ぎた頃


我が家の洗濯機が突然動かなくなり


修理不能になってしまいました。










我が家には、うさぎのドロップがおります。


うさぎは暑さに弱く、暑いところで過ごすと


すぐ死に至るため


夏は一日中エアコンが回りっぱなしです。


朝出かけたら、夕方まで誰も家にはおりません。


もし万が一エアコンが壊れて止まってしまったら


ドロップは生きてはいられないでしょう。


暑くなる前に、古くなったエアコンの買い替えの必要がありました。


エアコンの買い替えに加えて、急遽、洗濯機の買い替え…


受験で数百万使った後にです。


貯金を崩して、エアコンと洗濯機の費用を用意しました。










忙しいこの時に、


エアコンと洗濯機の購入を検討する時間を


捻出しなければなりませんでした。






その頃から


動悸、息切れに加えて、不眠の症状が現われ始めました。


悪夢にうなされ、毎日1時か2時に目が覚めてしまいます。


仕事の段取りや電気製品の買い替え、経済的なこと。



不眠始まって1週間の間


更に仕事は溜まっていき


追い詰められていきます。





ゴールデンウィークに入る少し前、


あたくしは経験したことのない業務を任されていました。


それは、2つの事業所分ありました。


事務所の誰もが、この業務の内容を把握していなかったため


きちんとした引き継ぎや教育がなされないまま、



こなさねばなりませんでした。


他人が作ったエクセルシート。


色んな人の手が加わったからか、関数や計算式が壊れ、


きちんと作動しません。


まず、今までの資料を探すことから始まり


どういう計算方法で作られたものかを把握しなければなりませんでした。





マニュアルなどはありませんので


今までの資料を探し当て、それを元に内容を把握し、


エクセルの関数、参照、計算式を修正し


入力して仕上げるのに多くの時間を要しました。


一つが仕上がって、


もう一つは内容が違っていましたし、


来週が期限でしたので、手付かずのまま、


自分の休みの日を迎えました。


(本来は週4日のため、平日に一日休みがあります。)


その日は家庭訪問で、掃除などをしておりました。









お昼過ぎ、事務所の先生から連絡がありました。


来週の期限のはずのその業務についてです。


先方から催促があったので


私が休んでいるその日に提出したいとメールがきました。


手付かずのままであること、明日でも良いかということをメールで伝えると


返信はこず、代わりに同僚から電話がありました。


今日仕上げて先方に渡したいので、


同僚が仕上げてくれるとのことでした。


どう考えても、給与計算の合間に


仕上げられるような内容ではありませんでしたが、


お任せすることにしました。









結局、次の日仕事に行くと、仕上がっておらず


先生はとても機嫌が悪そうでした。


与えられていた期限を過ぎた訳ではありませんでしたが


早めに仕上げておけば良かった旨を伝え、謝りました。


急遽、その業務に取り掛かりましたが、


計算式や関数が壊れ、おかしくなっており


同僚たちと4人がかりで修正し、何とか仕上げました。


その業務を任されるまでは、遅くまで残業し休日出勤すれば、


なんとか全ての期限に間に合いそうでしたが


この業務がさらに2つの事業所分が追加されることを伝えられ


あたくしは、もう無理だと思いました。





なんて言うのでしょう。


諦めというか、投げやりというか、そんな気持ちでした。















去年の11月頃


ショーンの受験準備から始まった多忙な日々。


一つ一つ落ち着いて解決してきましたが


もうこなせる自信がありませんでした。


精神的に限界でした。





休業している理由  4  へつづく